朝のニュースで茨城県のパチンコ屋に、東京、埼玉、千葉など県外ナンバーの車が増えていると言っていました。こんなふうでは感染者が増えますね。とんでもない話にアホかと思いました( `―´)ノ #うちで過ごそう ですよね。
さて、今日はKさん撮影series、前回の続きで名鉄谷汲線の近くを走る樽見鉄道と、名鉄岐阜市内線の撮影記録です。ちょっと変わったおまけも付いているらしいですよ(^^) 代理投稿 by D51338
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Kです。緊急事態宣言の効力・強制力については連日報道でも議論されておりますが、「のって楽しい列車」については、少なくとも5月末日までの間、各鉄道事業者の自主的判断によりほぼ全面的に運休とさせる効果が即日生じる、ということになりました。
そうなるとやはり「掘るしかない!」という次第で、前回に続いて2001年4月8日の掘り鉄ネタをお届けします。
① 名鉄谷汲線のすぐ近く、根尾川をはさんだ対岸に樽見鉄道の線路が通っています。この写真の木知原(こちぼら)駅は、谷汲線の北野畑駅の次の赤石駅から、歩いて20分ほどで行けるところにありました。
樽見鉄道と言えば終点樽見駅の近くの淡墨桜(うすずみざくら)が有名で、普段は貨物列車を牽くDE10型機関車が14系客車を牽いて花見客輸送にあたっていました。
淡墨桜に限らず途中の谷汲口駅、木知原駅の桜もなかなか見事だったので、午後遅い時間に足をのばして木知原駅付近で撮影してみました。
② この写真は①とは逆方向の樽見行下り列車が木知原駅を通過するところの後追い写真です。こちらの客車は12系ですね。前から2両目の客車はトロッコ車両かもしれません。
2006年に樽見鉄道の貨物輸送が廃止されると客車列車も廃止され、機関車も他の鉄道に売却。
その後は淡墨桜の多客輸送も全てレールバスで対応しているようです。
③ ここから5枚は、早朝の黒野駅から揖斐線・岐阜市内線の運用に向かう1926(大正15)年製造の古豪、モ510系2両編成に乗車・撮影したときの写真です。
黒野駅から忠節駅までが揖斐線、そこから路面区間(岐阜市内線)を直通し「岐阜駅前」駅まで、結構頻繁に電車が走っていて、電圧600Vの特殊区間ですが比較的新しい車両も多く投入されていました。
黒野駅には3番線までのホームと、小規模ながら車庫もありました。
④ 黒野駅の賑わう姿を③の反対側から写した写真です。
手前左は谷汲線から到着したばかりのモ755、ホーム向かい側はモ510形の一本前に岐阜へと向かう電車、隣りのホームは揖斐線の末端区間の黒野-本揖斐を往復していたモ751です。谷汲線と揖斐線末端区間の廃止はこの時既にアナウンスされていましたが、名鉄の揖斐線、岐阜市内線、美濃町線など600V区間の全ての線区がこの4年後の2005年4月に廃止されてしまうとは、このときは夢にも思いませんでした・・・。
⑤ モ510形の車内です。
正面の流線形を作る5枚窓と、戸袋の丸窓が何ともお洒落です。
窓の外に見えている電車は、岐阜市内の路面区間限定運用のモ570形だと思います。
⑥ 終点岐阜駅前駅で電車を降り、折返しの電車を撮影しました。
背景はJR岐阜駅。大きく左にカーブを切って、名鉄岐阜駅(当時は新岐阜駅)前の賑やかな通りに入ってくるところです。
⑦ 新岐阜駅前の交差点にて。
モ510形のうち2両は岐阜市内線廃止の2005年春まで活躍。モ513は美しい姿に整備され、現在JR岐阜駅北口広場に保存展示されているそうです。
⑧ さてさて、ここからガラッと場所が変わります。
①-⑦を撮影した2001年の6月、北のさいはての地を訪れたK中年の目に、名鉄電車と同じような番号をつけた小さな舟たちが飛び込んできました。
モ522,モ577,モ575。「モ」の代わりに「C」でも十分興奮しそうな番号たちですが(笑)、一体ここは・・・。
⑨ こんどはモ576とモ602です。
ここはどこかというと北海道、礼文島の海岸です。舟マニアではないのですが、名鉄電車のような番号が面白くてつい写してしまいました。
次回は翌2001年4月9日、おそらく皆様ご存知の鉄道撮影の名所が、満開の桜に彩られる風景を撮ってきました。引続きご期待ください。