リチウムサブバッテリー、搭載前のセルバランス取りの効果に関して | 空飛ぶわんこ

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高価なリチウムバッテリー(と言ってもすでに同容量の高性能鉛バッテリーより安くなってますが・・・)を搭載するにあたって気になるのがセルバランスです。

 

セルバランスを取った時の記事

 

 

こちらは21.5kWh(24V840Ah)のリチウムサブバッテリーを搭載した記事です

 

 

LiFePO4のセルはAlibabaのセラーから購入しているのですが、メーカーやセラーによっては、「使う前にはセルバランスを取りつつ満充電にしてから使え、そうでなければ性能は保証しない」なんて注意文を書いているところもあります。

 

ですが、現在キャンピングカーにリチウムを搭載している人でもバランスなど取らずに搭載して、問題なく使えている人の方が多い様です。

 

 

今回、セルバランスを取る前と後の差異が見えたのでブログに書いておきたいと思います。

 

LiFePO4セルが到着したら、セラーの言う通りの内部抵抗と電圧かをチェックします。

この時点では各セルの内部抵抗はほぼ同値だし、電圧に関してもかなり揃っているのが到着しました。

 

セルバランスを取るためにまずはある程度バッテリーを充電します。

直列に繋ぎBMSで管理しつつ充電を実施

その時の各セルの電圧のバラつきがこちら

最大最小の電圧のバラつきは0.056V

 

まあ値だけ見ても「ふ~ん」って感じなんですが(^▽^;)

ちなみに今回は24Vを作る8セルを3組で確認しているのですが、他2組も似たような感じでした。

 

 

ある程度、直列にして充電した後には

全てのセルを並列に繋ぎなおします

 

数が多いので並べ替え、繋ぎかえも大変~

ショートさせたらまずいので細心の注意を払いつつ確実に作業していきます。

 

この状態でもバランスは取られていくようですが、さらに効率的にバランスを取るために、この状態に電圧をじわじわかけていきます。

 

電圧をちょろっとかけて、電流値が下がるまでじっくり充電

 

電圧が下がったら、ちょっとだけ電圧をあげてまた電流値が下がるまでじっくり充電って感じで、この数だと1週間作業です(^▽^;)

 

 

で、バランスを取り終わったセルを直列3組に繋ぎなおした結果がこちら

より高い電圧まで上がりつつ、各セルの電圧差はわずかに0.002Vとなりました~

 

セルバランス取る前の電圧差は0.056Vでしたし、他の2組もほぼ同様の結果だったので、これは明らかな差異としてセルバランス取りの結果が出たと思います。

 

ただし・・・

 

この差が実使用においてどの様な影響があるのかは不明です(^▽^;)

 

まあ、よくわからないけどやった方が良いと書いてあるし、数字に表れる差は出るのできっとやる意味があるんだろうと思います♪

 

 

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