キャンピングカーのサブバッテリーを鉛からリチウム(LiFePO4)に乗せ換える際に必要なのがBMS(バッテリーマネージメントシステム)
基本的には充電制御システムで過充電を防止するシステムを組みますが、過充電に対する最後の砦、かつ過放電に対する防御、各セルのバランスなどにBMSは重要です。
しかし、購入はアリエクやアリババを利用し中国から入手するので不良品、故障などがちと心配
なので、ちゃんとした動作をするか確認したいのですが、物が到着してからすぐにシステムを組めるわけでも無いし、キャンピングカーに乗せちゃったら、電圧を上げ下げして動作確認するのは大変なので、机上でBMSの動作チェックが出来るように準備です。
久しぶりにハンダゴテを持って作業
基盤の準備ができたら、BMSを繋いでいき、定電圧電源を繋いでスイッチON
BMSは無事起動!
搭載するLiFePO4に合わせてBMSを設定
電圧値などOK!
電圧の上下限リミットがちゃんと動くかもチェック
定電圧電源の電圧をジリジリ上げていき
設定値を超えたら
Fault alarmが表示されて、chg MOSがOFFになり充電がストップしました\(^o^)/
電圧を正常値に下げたら復帰もおっけ!
今度はもっとじりじりと電圧をあげていきセル1つが設定値を超える電圧に調整
こちらもちゃんと充電を停止
同様に低電圧側もチェックしていくと電圧が設定値を下回るとdischg MOSがOFFになり放電がストップ
BMSが正常に動作していることの確認ができました~
基盤の配線がぐちゃぐちゃしててちょっとアレだったんで
配線を綺麗に手直しして完成です