キャンピングカーの横転事故で思う事 | 空飛ぶわんこ

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先日、伊勢湾岸道路でタイヤバーストにより横転した事故のドラレコ映像がありましたね。





事故にあわれた方に大けがなどが無かった様でその点は良かったと思います。


動画を見てみると、バーストにより挙動が乱れた時に、ドライバーのスキル・経験の不足、焦りから蛇行し始めて、右に取られて行った時に大きく左にハンドルを切ってしまってトラックにぶつかっていますね。

トラックにぶつかった後に右側のガードレールに接触し横転していますが、トラックにぶつからなかったとしたら、横転しながら左側の壁に急角度でぶつかっていたでしょう。

その際には、ぶつかった衝撃は大きくなるだろうし、シェルが大きく壊れたり、被害はもっともっと大きくなった可能性が高いように思います。

トラックの方には申し訳ないけど、一回トラックにぶつかったおかげであの程度で済んだ様にも思います。


同じ様な状況でも、乗用車ならスピンして止まるか、スピンしながらぶつかるかなどの事故ですが、重心の高いキャブコンでは横転してしまう確率が高くなってしまいますね。

事故の回避としては、右側に流された時には右側の車線には車両はいなかったので、追い越し車線にはみ出しても無理に車線を戻そうとせずにアクセルをオフ(ブレーキは踏まない)にして真っ直ぐ走らせながら徐々に減速すれば無事に止められたかもしれません。


また事故に対するコメントなどで「リアWタイヤなら大丈夫だったのに」というコメントも目にします。
確かに今回の様なリアタイヤのバーストではそうですが、フロントタイヤがバーストする可能性もありますからリアWタイヤの車両でも横転の可能性は残ります。

2×5サイズのキャブコンはホイールベースが短く、基本的には不安定ですから、高速道路でも80km/hくらいが安心じゃないでしょうか?

それでも、不慮のトラブルが発生してしまった場合は、周りを見ながら、極力クルマを曲げずにゆっくり減速するのが横転を防ぐコツかと思います。

乗用車では何回もバーストの経験ありますし(サーキット)、他にもトラックやハイエースなどでのバーストした経験からの対処法です。

もちろん、タイヤの劣化やエア圧などはチェックして、トラブルを未然に防ぐ事はより重要なことは言うまでもありません。