アメリカ歯科医師免許取得方法(一般歯科医師)その2 | 自然溢れるカルフォルニア州モントレーで歯医者しながら、時々シンガーとしての日々

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☆カルフォルニア州モントレーで2018年11月より歯科医師として働いています☆

前回から書いているアメリカ歯科医師免許取得方法の続きになります。

その1はこちらになります。

 

まず住みたい、働きたいという州が決まったら、プログラムを選ぶ必要があります。

それもADA(American Dental Associarion)のサイトに載っています。

 

日本で歯科医師免許を取得している人に関して、詳しく説明していきます。

 

基本的にプログラムを受けるためには、日本人(外国人)TOEFLが必須になってきます。要求される点数も全然違うので必ず確認してください。

四年制のDDSを受ける場合は必要ないと思いますが、AEGDの場合NBDE part1もしくはpart2まで受かっている必要があるところが多くあります。

 

ちなみに私の受けた、ロチェスター大学のAEGDプログラムを受験するために用意した事は、

1)在学時の成績証明書

2)推薦状(3通: 卒業歯科大学の歯学部長、その他2人)

3)履歴書(CV)

4)志願書(A4 一枚)

5)小切手(受験料)

6)TOEFLスコア

7)NBDE part1 必須(私の受けた時は必要なかった)

8)顔写真

などです。

ここで、ポイントなのが、上記のロチェスター大学のホームページにa non-accredited American Dental Association's (ADA) Commission on Dental Accreditation (CODA) dental schoolと書いてあるので、卒業してもアメリカで四年制のプログラムを終了したことにはなりません。しかし、以前も書いた通り、州によっては、これでライセンスが取得できるところは多々あります。その1つがニューヨーク州です。

また、ややこしいのが、ニューヨーク州に限って、全ての歯科医師に対して(アメリカおよびカナダでDDSもしくはDMDのプログラムを取得した人も含む)ライセンスを取るために一年間研修する必要があります。ただし、Regional exam(臨床試験)などは要求されません。

 

本当にアメリカの歯科医師免許取るまでに、難解なシステムを理解するのに相当時間が掛かりました。だから、これからアメリカで歯科医師目指してみたいという人に少しでも役に立てればと思って書いてます。

 

続きます。