理想的な歯ブラシを突き詰めていくと6〜12歳の子供用歯ブラシにたどり着いた | 今日が明日へ、明日が未来へ。

今日が明日へ、明日が未来へ。

今を感じて生きれば今日につながり、今日の結果が明日を生む、未来はその積み重ねでしか創れない。
未来は過去を積み上げた成果であり、その日を大切に生きた者しか幸福な未来を創れない。
だからこそ、過去や未来を考えず、今その瞬間を生きなければならない。

 

小学2年生頃、

乳歯は抜けたが、その後の永久歯が2年以上も生えてこず、

成長の過程で歯が生えてくるスペースを確保するため

やむなく矯正歯科を紹介され、週1回で計8年間も通うこととなった。

 

左右の下側2本ずつ、計4本の永久歯が無事に生え揃うのに約3~4年、

深い噛み合わせを元に戻すのに5年もかかってしまい、

 

「これ以上は受験勉強の妨げになる」

 

などと理由をつけて高校2年生の夏に取り外してもらったが、

何も言わなければ、その後何年通わされたかわからない。

 

 

 

 

 

現在は様々な矯正器具が存在するようだが、

歯の矯正中は口中を清潔に保つように厳しく求められ、

ブラッシングについても口うるさく言われ続けた。

 

当時はスパルタなんて当たり前の時代だったので、

小学生にとってはトラウマになりかねないほど

そこに務めていた女性歯科衛生士は厳しかった。

 

 

今とは違い、数多く市販のデンタルツールはなく、

情報を知るための方法も限られていた。

 

今のようにコンビニやドラッグストアもなかったので、

院内で販売されていた歯ブラシを定期的に購入していた。

 

今思えば、その歯ブラシの大きさや形状が最も理想的で

市販されている商品を探しても、近いものさえ見当たらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

様々な店舗を訪れて、ネットでも探してみたものの

当時使用していた歯ブラシの形状や感触とは違った。

 

結局行き着いたのは、6〜12歳の子供用歯ブラシである。

 

もう少し幼い幼児用歯ブラシも試してみたが、

確かにヘッドの大きさや毛高は理想的だったものの、

ハンドル長が短すぎ、手にすっぽり収まってしまい

しかもグリップしづらく扱いが難しかった。

 

 

 

 

 

自分にとっての理想的な歯ブラシとは、

人差し指の先から第一関節程度のヘッド長で、

毛高は比較的低く、ブラシは2〜3列がよい。

 

ちなみに、当時使用していたブラシは2列だった。

 

 

 

一般的に販売されている大人用歯ブラシは、

ヘッドの形状が大きすぎて毛高も高いため、

口の中でモゴモゴして奥歯まで届かないモノが多い。

 

 

あくまでブラッシングの目的を、

「歯や歯と歯茎の間についた汚れの除去と歯茎のマッサージ」

と考えるため、奥まで届かないなら磨き落とせないので、

極力、ヘッドは小さい方がいいと思っている。

 

子供用歯ブラシであれば、頬側の隙間でも奥まで届き、

奥歯までしっかりと磨けるため、理想形に近い。

 

料金的にも100円ちょっとなので財布にも優しいため

購入する際にはまとめ買いをしている。

 

 

 

どんなことでも「目的」を持って手段を選ぶことは必要だが、

歯ブラシも、目的にあった最適なものを選ぶことが大切である。