マル秘・人脈活用術:その3 | 良書のレビュー研究所

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様々な本(経営・マーケティングがメイン)のレビューをできればよいなあと思っています。

マル秘・人脈活用術:その3




■まずは自分から相手に紹介を与える

異業種交流会での具体的な会話内容や行動をした場合、その後はほったらかしでは、意味がないということで、次に取る具体的な行動が示されています。

それは、交流会でお世話になりました、というオリジナルの礼状カードを送るようにするということです。

また、礼状カードを送る場合、相手の仕事や集客に関する情報を新聞や雑誌で得られるものは全て、カードと一緒に送って相手を気分良くさせることがひつようであると述べています。

これは、情報収集する行動力が試されますが、相手の勢力圏には、約250人の人がいる。そして、この中に自分の見込み客となる可能性の自分物が含まれている可能性は高い。

結果、相手一人だけでなく、相手の知り合い、知人、仕事の先輩、上司、同僚、といった範囲まで人脈を拡大することができるのです。


自分から、相手に紹介をあたえるということを常に意識していれば、それが効果を奏するときが必ずくるということです。

礼状以外にも簡単なメモ帳などを送るという方法も書かれています。礼状やメモ帳の詳細を知りたい場合は、ぜひこの本を読んでみてください。




■常に見返りが来る

与えていれば、常に見返りが得られるということで、実際にどういった見返りがくるのか?という具体的な内容にも触れられているので、これも、行動に移していけば見返りは、自分が予想した以上に多く帰ってくることがわかります。


また、ただ与え続けても、それで終わってしまう場合があるので、与えた人を専属の広告塔として活動してもらえるように「教育する」という工程が必要である旨を記載しています。

この具体的な方法論も本に書かれているので、その通りに実行すれば、成果は得られると思われます。