本当です
正確には「横になっていても決して楽には感じない」というべきでしょうか
健康な方は横になって楽にしてください、と言われたら
頭、首、肩、腕、ひじ、指先、背中、腰、膝、つま先など
自然にもぞもぞと動かして楽な位置をキープするでしょう

パーキンソン病患者はそれが出来ません
それぞれの位置や角度、力の入れ具合までコントロールできないため

ロープでぐるぐる巻きにされて転がされたのと変わりません

それも睡眠用にL-ドパを服用すれば多少マシになりますが
今度は睡眠中の寝返りが出来ずに頻繁に目が覚めます
それを何度も何度も繰り返し朝を迎えることになるのです

横になってる時間が長い=楽である
これは残念ながら成り立ちません

睡眠が充分でないと投薬の効果も安定せず、悪い連鎖が起きるので
どうにかしたいとこなんですけどね

番外話でしたっ
怪我や病気で仕事が出来なくなった…というときに頼れるものは?**
パーキンソン病の場合はどうなの?

まず基本的な事のおさらい
生活保護は生活に困窮する人に対して困窮の程度に応じて必要な保護を行い
健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助長することを目的としている
しかし自立しようと死ぬ気で行動を起こすものが見当たらない現実
申請から2週間~1ヶ月で受理

障害年金は公的年金制度のひとつ。怪我や病気の際の保険として考えると
わかりやすい
申請から受理まで3ヶ月以上、各種書類をそろえるのにも1-2ヶ月はかかるかも

予備知識なしで、あなたが上記**の状態になった時、どちらを利用しますか?
昨今の話題性から生活保護の受給金額が多いらしいぞ? という噂を知る人は
そちらを選ぶでしょう
金額面だけを考えたら正解、かも

障害厚生年金3級は年額で最低保障は
585,100円
生活保護は居住地や世帯人数などで違いはありますが仮に一人で生活する
として自分の条件に当てはめると約12万円

こんなんじゃ年金未納も分かるし、安易に生活保護に走るのも
理解できる、誰だってぬるま湯が良いですからね
ちなみに保護と年金の併用は出来ますが、上記の例で示すと…

12万円+6万円 とはなりません
保護額を上限として
6 + 6 の12万円となります
生活保護の場合収入が発生すると、その分保護額から差し引かれるシステムです

ん? 怪我や病気で苦しみ続ける人に対して支払われた障害年金が
収入扱い? この国ワケガワカラナイヨ!

このようにかなーり生活の安定の材料としての差が酷いですが
仕方ありません。いつまで生きられるか分かりませんが、将来困窮しても生活保護
なんかには手を出す事はしないでしょう

生活保護を受けるとデメリットも(恩恵に比べたら取るに足らない)あるので
気になる方は詳細を調べてくださいね
長くなるのでパス、です

次回は【対パーキンソン病の切り札 DBS】いってみましょうか
難病、治療法がない疾病で切り札とはいったい?
医学の発展は目を見張るものがある昨今、パーキンソン病にも
非常に有効な薬があります

【レボドパ製剤】(L-ドパ)と呼ばれるもので、服用吸収すると脳内で
レボドパがドーパミンに変わるという代物
ざっくり言うとパーキンソン病は脳内のドーパミン不足により起こるので
この薬のまさに救世主の降臨といえます

実際にL-ドパが使用される以前より寝たきりになるまでの期間が大幅に
伸びているので(個人差はあり)これを処方される方がほとんどだと
思われます

しかし当然ながら副作用も存在します
長期間服用していると、摂取後効き初めが早く効果時間が非常に短くなる
これはウェアリング・オフといい朝昼晩の3回の服用で済んでいたのが
次回の服用予定までに効果がなくなり頻繁に飲まなければいけなくなります

腕や足、頭や体などが自分の意思とは無関係にうねうねと動く
ジスキネジアという現象です
薬の成分の血中濃度が高くなりすぎたために起こる煩わしい副作用
また薬の効果が切れる前にも起こるらしいです

幻覚
服用しなくてもパーキンソン病の症状で起こりますが
服用しても起こるという罠 ひどいです

ウェアリング・オフとジスキネジアの対処は、一度の服用量を減らし
小刻みに飲んでいく、という手段があります
この薬は必ず食後に服用しなくてはいけない、ということはなく
起床して0.5錠 食後に0.5錠のように自分に合せて服用できます

ウェアリング・オフの危険性は、今日は調子が良いなー出かけようかな?
→→→思っていたより効果が早く切れて動けなくなる
年齢や場所によっては命に関わる事態にもなります(真夏のトイレで動けず
119にも連絡できないまま…など)

ジスキネジアはどの部位がそうなるか人と体調によるのですが
立っていられない、座ってもいられない、横になっても治まることはない
と、非常に体力を消耗します。無理やり止めようとすると余計疲労する上に
ジスキネジアが酷くなる罠
安静に待機できる場所なら危険は少ない副作用ではあります

パーキンソン病には他にもレボドパが分解されるのをゆっくりにする薬や
タチオン点滴(保険適用外)など数種類を併用して服用するのが一般的
もしあなたがこの病気を発症したら、信頼できるお医者様にしっかり
相談して服用しましょう

次回は多分【知っておきたい障害年金と生活保護】のお話 かも