接遇の視点とその先 | 医療・福祉の離職ストップで生産性・利益率を200%増!の人材育成法

医療・福祉の離職ストップで生産性・利益率を200%増!の人材育成法

医療・福祉等の「人が要の産業」の離職率0、生産性・利益率を向上する!そんな人材を育成するためのノウハウをお伝えします。

医療・福祉、製造、建設業などの
『人材”要”産業』の
生産性・利益率を200%向上する人材を
育成するトレーナー、佐藤靖子です。







病院で言葉遣い、敬語の研修を依頼されることがあります。




そのときに、病院ならではの慣習にとらわれている方がいまだに多くいらっしゃることがわかります。




謙譲語の使い方に如実にそれが現れます。




たとえば・・・・










医師Aが看護師に「患者の〇〇様にお大事に、と伝えておいて」と言ったとします。




この場合、伝言を頼まれた看護師は患者に対し、




「〇〇様、医師のAがお大事に、と申しておりました」




と謙譲語を使って伝えるのが正解です。




当然医師の名前は呼び捨てとなります。




ところが、多くの看護師は




「〇〇様、A先生がお大事に、とおっしゃってました」




と伝えてしまうのです。。。




そう、身内である医師の行動に尊敬語を使ってしまうのです。










企業と違い、新人の頃から社員教育がしっかりなされる機会が少なく、




セクショナリズムの強い組織に属しているため、




病院勤務の職員は身内であっても尊敬すべき医師に対し、




謙譲語を使ったり呼び捨てにしたりがなかなかできないのですね。










私はそんなドクター以外の職員の皆さまに質問します。




「あなたの接遇の心は、いったい誰の方を向いているのですか?」




と。










組織内の医師とあなたの関係ばかりに視点を合わせていて、




はたして患者の心に寄り添うことはできるのでしょうか。




「〇〇様、A先生がお大事に、とおっしゃってました」




と伝えられた患者がどのような感情を抱くか・・・




接遇を学ぶときにはあなたの視点とその先の方を気にしてください。





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では。