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企業・病院のリーダー育成、接遇力向上のサポーター、オフィス・サトウ です。
若くてキュートな笑顔の美人客室係はもしかしたら新人さんなのでしょうか。
洗練された雰囲気はまったくありません。
身のこなしや言葉遣いもややぎこちないところもあります。
だけど、それでも、私は「気分がいい」と感じました。
彼女が一生懸命、私をもてなそうとしているのが表情や言動から伝わってくるからです。
やっぱり「接遇」は「あり方」なんですよね。
洗練された身のこなしばかりに目を向ける必要はないんです。(それもあって良いですよ、もちろん。)
彼女は私に目をきらきらさせて説明してくれました。
照明のスイッチ、カーテンのスイッチ(開閉は電動なのです!)などの電気関係、
テレビの位置や使い方、
クローゼットの場所とその中のどこにバスローブやスリッパがあるのか、
ミニバーに取り揃えているお酒やおつまみ類、
バスルームやタオル、アメニティについて、などでした。
私が内心驚いたのは、彼女がバスルームの説明を始めた時です。
バスルームに入る前に、彼女は自分のくつを脱いで入ったのです。
一瞬、「あれ、バスルームって靴を脱いで入らなきゃいけないスペースだったの?私、今まで・・・」
と不安になってしまいました(爆)
ちなみに、靴はもちろんはいたままでOKです(笑)
なぜ彼女がくつを脱いだのかは、また別の機会にお話しましょう。
彼女が言うには、夜9時前くらいにメイドがおやすみ前の準備にやってくるとのこと。
おやすみ前の準備ってなに?と思いますよね。
リッツカールトンでは、夕方~夜9時くらいの間に一度メイドが部屋にやってきて、
それまでに使用されたタオルを新しいものに取り換えてくれ、
ベッドの飾り用のクッションやリネンをとりはずし、
ミネラルウォーターとグラスをベッドサイドに用意し、
使用頻度の高い氷をサーバーにたっぷり入れて、
とにかく安心してゲストがやすめるよう取り計らってくれるのです。
朝、昨夜使った半乾きのタオルを仕方なく使う必要はないのです~♪♪♪
私にはこれ、非常に大きなポイントです。
ですが、取り替えてもらう必要はありませんでした。
だって、このお部屋には最初から3セット分のタオルが用意されていましたから!
ハンド、フェイス、バス、いずれも非常に質の良い分厚いタオルが3セット。
使い放題!
それでも、使用したタオルがなくなっている状態、
つまりきれいなタオルのみの掃除したてのようなバスルームの状態、
きれいなバスルームをまた使える幸せってかなり大きいのです。
続く。