雲のジュウザと天狼リュウガ | 北斗の拳好きすぎるブログ

北斗の拳好きすぎるブログ

北斗の拳を心から敬愛するブログ。

たまに他のアニメも語っちゃいます。




この記事を書いたのが1年前だということに驚いている。


私的にはつい最近の記憶だった。



「ラオウむかつく」って書いたことは完全に忘れてたけど。



しかしまあ、自分のブログですら読み返してもかっこいいですな、ジュウザは。



登場からラオウと闘うことがほぼ決まっていて、死亡フラグどころではない展開だったし物凄く悲しかったけど、悲壮感のない不思議な人でした。



そんなジュウザの母違いの兄、リュウガについて少し気になったというか、ジュウザとリュウガの違いがものすごく気になってしまったので書きます。



  ジュウザとリュウガ


ユリアの兄であるリュウガとジュウザは、異母兄弟。


母違いということは、父親は同一人物である。


つまりリュウガ、ジュウザ、ユリアのパパはかなりイケメンであることが確定。



しかし、正直言ってリュウガの強さは微妙な所だ。



南斗六聖拳以下であることは間違いないだろう。



というのも、ケンシロウはリュウガの拳(しかも奥義)を足で止めてしまったため、「その拳はあまりにも速く」が怪しくなってしまったのだ。


また、リュウガの拳を受けたケンシロウの傷が浅かったという点も、理由の一つ。



速さ、威力共に微妙だと評価せざるを得なくなってしまった為、凄まじい破壊力を誇る南斗六聖拳以下と判断するしかない。


それに、ユダを除く対ケンシロウ戦を見てもそれはほぼ証明されているようなもの。

(シュウに関してはまた別として)



ということは、リュウガにはジュウザ程の拳才はなかったということになるが・・・果たしてそうなのだろうか?




個人の能力とは、半分ほどが遺伝子で決まると言われている。


実際、環境が違ってもカイオウとラオウが化け物クラスなのは、元々の遺伝的能力がずば抜けて高いからだ。


ただ、カイオウとラオウの場合宗家の血云々もあり、各々習得した拳法の素質があった。


もしどちらかが北斗ではない別の流派だったら、拳自体を極めることは出来ても化け物クラスとはならなかったかもしれない。



という仮説を立てると、



ジュウザの能力が父方の遺伝だとした場合、リュウガもジュウザと同じく我流なら、リュウガの実力はあんなものではなかったんじゃないだろうか?




そんな事を考えていたら朝になりました。




『北斗の拳Sランク最強キャラ』というと、ラオウ・ケンシロウ・トキ・サウザー・ジュウザ・カイオウの6人。(独断と偏見によるものかも知れんが多分皆さんも納得・・・なはず。)


ラオウ・ケンシロウ・トキ・カイオウの4人は北斗宗家の血筋で、サウザーに関しては特異体質という遺伝子要素からある意味血筋とも言える。


そしてジュウザに関しては公表はされていないが、南斗正統血統の可能性はかなり高い。

何故なら母親が南斗で父親がそうでないとするなら、愛人の子であるジュウザをユリアの傍には置かないからだ。

浮気も許され他所であろうがその血筋が尊重されているということは、父親が南斗正統血統であると考えるのが妥当。



要は、北斗の拳においては凡人と天才の間に越えられない血筋という壁があるということ。


それだけ血筋が大事な北斗の拳で、メインの血筋にも関わらずSランクにイン出来なかったのがヒョウとリュウガである。


ただ、ヒョウの場合、ばちばち宗家にも関わらず北斗琉拳を学んだこと、ジュウケイのやり方という2点の毒要素が原因なのは明らか。


実際ヒョウの宗家の拳にはケンシロウも焦っていたし、そもそもやたら「弱かった」という設定にされてただけで、私の見解ではファルコよりも強い。

(勿論ちゃんと根拠もあるけど長くなるのでやめとくね。)


しかし、リュウガに関しては強いとは言えない。


いや、強いよ。強いのは強いんだけど、めちゃくちゃ強い訳ではない。



なんで?



リュウガの場合確実に南斗正統血統なのに、妹のユリアには特殊能力があるのに、異母兄弟のジュウザには天賦の才があるのに、なんでリュウガだけなんもないねん。


今更そんなことが気になって考えた結果、「泰山天狼拳が原因なのではないか」という答えに無理矢理たどり着・・・きたい。



というのも(最近これハマってる)、逆で考えた時、ジュウザがもし我流ではなく何かしらの拳法を学び修得したとしたら、恐らくSランクの強さとはならないと考えられるからだ。


ジュウザはゼロイチタイプ(0から1にする、無を有にする)どころか、そこの才能がずば抜けているからこそのあの強さ。

型にハマらない分防御は脆いが、ラオウの膝をあっさり地に着かせる威力と技は、まさにゼロイチタイプの斬新さ、変幻自在という強みだろう。


これが父親の遺伝とした場合。


天才とまではいかなくてもリュウガにもその能力が半分でもあるのだとしたら、リュウガがゼロイチの人だとしたら、泰山天狼拳では本領を発揮できないということになる。





いや知らんけど。



ジュウザ好きとして、ジュウザの強さについてはプレゼン出来るほど熟知している分、リュウガとの差が目立って見えたので。



そもそも宿星のシステムがよくわからんので、天狼星の時点で彼の役割はそこじゃないと言われればおしまいなんだけど。


それに、能力なんて平等に遺伝する訳ではないし、

誰よりも時代のことを考え、その身を犠牲にするというジュウザにはないものをリュウガは持っているのだから最初から優劣などないことはわかっている。


ハチャメチャに強くなかろうが、リュウガというキャラは重要で、なくてはならない存在なのだ。


事実、リュウガの想い、死は、レイやシュウとはまた違う意味でケンシロウを成長させた。



だから別にリュウガはリュウガのままでいい。



ただ、もうちょっと強かったらもっと人気あったんだろうなって思うと、リュウガ好き(顔面)としては「もしかしたら物凄い才能が実はあったかもしれないよ」ってことを言いたかったのだ。



勿論私は泰山天狼拳のリュウガが好きです。