6月13日、「TVアニメ・北斗の拳」にてラオウの声を務めておられた声優、内海賢二氏が、癌性腹膜炎のため逝去されたとのことです。
享年75歳。
心からご冥福をお祈りします。
私にとっては未だ、ラオウと言えば内海さんの声です。
劇場版やOVA、ゲームなどでは他の方が演じておられますが、やはり、あのラオウを完成させたのは内海さんのだけと思います。
内海さんの声だからこその迫力、威圧感、存在感だったように思います。
(他の方の批判ではありません。)
そして、偉大なる長兄・世紀末覇者拳王に相応しい、唯一無二の声であったと、改めて実感しました。
漫画というものは、原作漫画とアニメ、それぞれの魅力が異なるものだと私は考えています。
ゆえに、原作ファンにとってのアニメ化とは、楽しみな分期待も大きく、いずれ慣れるにしても、「声」はとても大事な部分なのです。
しかし、北斗の拳の中でも人気の「ラオウ」を演じ、そのイメージを壊すどころか、見事に最終形態へと完成させてくださった内海さん。
私たち北斗ファンにとって、原作以上のラオウを創り上げた内海さんの声は、今でも特別なのです。
そして、本当に、ありがとうございました。
~追伸~
ラオウの他に印象に残っている作品としては、Dr.スランプアラレちゃん(せんべい博士)。そして、数年前まで放送されていた石田さんちの大家族でのナレーションも、私はとても好きでした。