銀座の有名おでん店
「おぐ羅」を訪問しました。
訪問のきっかけはTV番組。
雑誌編集者の石川次郎さんが推薦していました。
私の記憶では、
石川さんがこんなことを言っていた。
”若い時には、おでんの良さをわからなかった。
年を重ねるにつれ理解できるようになった”
ならば、現在の私の年齢でわかるのか?
カウンターが12席とテーブルのこじんまりな店。
小料理屋風といった感じです。
カウンターに座り、まずはビール。
この店では、最初からおでんというわけではなく、
本日のつまみが紹介され、勧められます。
この日、私はかつおのたたきと若筍煮を注文。
2つともウマかった。
おでん屋というより、ちゃんとした日本料理屋の味です。
ただし、問題点が1つ。
価格が、いわゆる銀座価格。
サラリーマンには、きつい値段です。
かつおのたたきは、たたきを食べた後の
その器の中におでん豆腐を入れて食べます。
湯豆腐のような感じです。
これは良かったなぁ~
写真が撮れなくて残念。
その後、大好きなちくわぶを注文。
大好きなものを食べたら、
次に何を食べてよいのか?わからなくなりました。
おでん以外の品は、
お品書きがあるので注文しやすいが、
おでんのお品書きが無い。
どうやって注文したらよいのだろうか?わからない。
常連客は「大将、これ何?」とか、
気軽に聞いているが、
イチゲンの私はちょっと気が引ける。
しかなたなく、
おでんの中で唯一お品書きにあった
おでんの盛り合わせ(1470円)を注文↓
ご主人に了解を得て、写真を撮りました。
つみれ以外は満足の味です。
美味しいです。
これならお客が来るのも納得です。
この日はこれでお腹いっぱいで
食べることができませんでしたが、
また訪問して様々な品を食べてみたいです。
つみれは、昔ながらのつみれで、
これだけは私の舌に合わなかった。
店内を客の会話を聞いていると
元NHKの有名アナウンサーや
医師とホステスなど
銀座ならではの顔ぶれ。
私は1人での訪問だったので、
ウマいおでんを食べ、
酒を飲みながら周囲の会話を楽しみました。
この店は関東風のおでんの店。
ちょっと前に銀座の関西風のおでんの店
「四季」に行ってみたが、
こちらも満足の味でした。
どちらが好きか?は好みの問題ですね。
その日の気分で使い分けもいいかも。
「おぐ羅」を訪問してみて感じたのは、
40代以上の大人が小粋に飲み食いする店。
まだ、40歳になったばかりの私には、
ハードルが高いかも。
もうちょっと修業が必要なようです。
例えるなら、映画「少林寺三十六房」で、
一房目で屈折した主人公な気分。
最終の三十六房目を目指して
私も食道楽人生の修行を続けます。
ちょっとマニアックな例えでスミマセン。