八重の桜 | 道楽者は行く!

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ラグビーやサッカーをしたり見たり、落語聴いたり、酒飲んだり、山を歩いたり、歌を歌ってみたり、そして時折旅に出る。
そんなわたしの道楽のモロモロ・・・

平日のおやすみ。

特に予定もありません。

でもグダグダすることの出来ない私としては、朝から自動的に目が開いてしまいます。


また、ホームコースの高尾山でも行こうかなあ。

と考えだしたときに思いつきました。


そうだ、この前、高尾山に行ったことをSNSにアップしたところ、軽トレッキングならここもいいですよとNさんが教えてくれた山でも行ってみようかと。


中央線上野原からほど近い場所にある『八重山』というところです。


ネットで見てみると、コースタイムも高尾よりも短い感じです。

しかし、付近の山に縦走すれば、またそれはそれでよしという感じです。

この日は風が強くなるという予報。

まああまりにも酷ければ降りてしまえばいいか。

という程度の覚悟で家を出ました。


調べてみると駐車場もちゃんとありそうなので、この日はクルマで行くことに。


上野原インターからほど近いところに綺麗に整備さらた駐車場がありました。

トイレも完備。

そのトイレは、隣にある上野原中学校の生徒さん達が清掃などをしているとのこと。心して使わせていただきました。



登山道は歩きやすく設えてあります。

私、歩きにくい岩山などより、こういった道をのんびり歩くのが好きなんですよね。




歩いている道の傍らの枯木立を見ていて気づきました。

嗚呼、これは桜の木なのかもしれないと。

花の時期に来たら綺麗なんだろなあ。

でもきっと混むんだろうなあとも。


数年前の大河ドラマで『八重の桜』というにをやっていましたが、あれ、好きだったんですよねえ。

自分たちの思想はなにも変わっていないのに、時代に翻弄された会津藩の悲哀。

綾瀬はるかさんの八重は素敵でした。

『ならぬものはならぬ』

なんでもすぐにハラスメントと言われてしまう今の時代には言いづらい台詞なんでしょうねえ。

まっ、この山とは関係ないですけどね。


最初にこの八重山という山の名を聞いた時には、沖縄の方の島みたいですねなどと言っていましたが、ここは、昭和初期に水越八重さんという方が、ふるさとや子供達のためにと寄付をして整備された山であるとのこと。

本当のお大尽というのは、こういう人のことを言うのですね。

今の大臣なんて…まあいいや。


展望台からの眺望は見事でした。





うん、いい山です。


そのまま八重山山頂へ。





強いと言われていた風も意外に問題ないので、そのまま能岳そして虎丸山を縦走。
綺麗に整備されていた八重山に比して、ちょっと荒れた道でしたが、またそれはそれでいいってことで。





全行程で2時間半。

高さの割には眺望もよく、ここならファミリー登山や歌仲間とのトレッキングなどにも最高だと思いました。


さて風呂です。

これについても、朝、ここへ来る時から心に決めていました。

上野原からほど近い『秋山温泉』というところです。

ここは、子供が小さい頃に、近くの『緑と太陽の丘キャンプ場』というところに何度か来ており、その時に必ず入った温泉施設なのです。

水着で泳げる温泉プールもあり、子供は喜んだんですよねえ。


久しぶりの秋山温泉は、まあ懐かしいという以外は、特にどうと言うこともない感じなんですけどね。

意外にもよかったのは、ここで食べたカツカレーうどん。

これを食べにまた行ってもいいかなあって感じでした。


そこからは下道でのんびり。

途中、学生時代に周囲を走らされた津久井湖の寮があった場所も通ったり。


布団の中で適当に考えた割には、実に充実した日帰り山行となりました。