ご無沙汰をしておりました。
書かないうちに季節は進み、気持ちの良い風が吹く頃となりました。
ワールドカップに熱狂しました。
残念ながらオールブラックスは決勝でスプリングボクスに敗れました。
カードの出し方に問題ありという気がしています。
そんなことはありましたが、やはりラグビーは素晴らしいという認識を新たにしました。
4年後のオーストラリアは観戦に行きたいという気持ちが高まりました。
そんなことを経て11月となり、昨日、長男のMが結婚をしました。
場所は、赤坂プリンスクラッシックハウス。
当日は、着付けに行く娘を早朝から下北沢の美容院に連れて行き、一度戻ってから独りで電車に乗って永田町に向かいました。
車中、この日の大仕事である新郎父としてのお礼の挨拶のことを考えていました。
心臓病を持って生まれて来た息子。
5歳で手術をしましたが、いろいろ不安のある中でもラグビーに狂った私は、彼をラグビースクールに入れてしまいました。
中学に入りバスケットに行ってしまいましたが、キャプテンとなり選抜候補になるほど頑張っていました。
高校もバスケなんだろうなあと思っていたら、
「お父さん、俺、ラグビー部に入るよ」と。
あの時は、ラグビー仲間たちと連夜の祝杯を挙げたものでした。
そして、これは予想もしなかった大学ラグビー部に入部。
日本一を目指すラグビー部なだけに練習も激烈。
楽しませてもらったけれど、やはり心配も大きかった。
就職して宮崎、立川、神戸と意外な異動をしていますが、どこもその地を愛し、その地の人たちに大切にされているようです。
その息子は、新体操やバレエをやっていたYちゃんと巡り会いました。
そういったことをしていただけに、背筋がピンと伸びていてドレス姿が美しかったです。
いい披露宴でした。
特にラグビー部の連中が宴を盛り上げてくれました。
そして、私としては大仕事が待っていました。
来てくださった皆さんへのお礼の挨拶です。
若い頃、結婚披露宴の祝辞を何度か失敗してから学んだやり方を今回も踏襲しました。
先ずはシナリオを書き、それをざっくりと覚える。
いよいよ本番という時には、そのシナリオをすて、自分の言葉で喋るという方法です。
この日も、私が喋ろうとしていたことがいくつか息子や司会者の方から出てしまっていたので、方針変更が必要でした。
また会社の偉い方中心というような宴ではなく、友達中心の和やかな会だったので、あまりかたくるしことは言わなくてもいいというのも助かりました。
我ながらまあまあの出来の挨拶が出来たものと思っています。
お開きとなってから、ラグビー部の連中と肩を組んで部歌を歌うことが出来ました。
これは嬉しかったなあ。
そして、息子と仲の良かったTくんに誘われて、そのままラグビー部の飲み会へ。
よく飲みました。
そして、促されて、今度は私のキャプテンソロで部歌を歌うことに。
北風のただ中に白雪踏んで〜 🎵
エールは、新郎新婦の名と共に、愛すべき息子のラグビー仲間たちに敬意を表し、
and other crazy guys!と。
素晴らしい日となりました。