本当は仕事のはずでした。
でも運良く公休を代わってもらえて、朝から初台へ。
貸スタジオで合唱の練習です。
ここは、正直、手狭なので休む人も多いのかなあと思っていましたが、結構な出席率でした。
みんな歌に飢えているんですね。
前回の練習は、指導のS先生がコロナでおやすみでした。
ピアノのMちゃんの指導で練習をしましたが、それはそれでよかったと思っていましたが、やはりさすがにプロの先生はちょっと違うなあということを再認識してしまったようにも感じました。
ビバルディのグローリア。
この曲が作られたころには、今のコロナと同じようにペストが流行していた。
nobis
この言葉には『我々を憐れみたまえ』という意味が込められている。
だから、皆さんもそういう気持ちを込めて歌ってくださいと。
そんな充実した練習を2時間こなしたところで、みんなと別れて、小諸そばで大好きな二枚冷やしたぬきそば440円也をすすってから上井草のグラウンドに向かいます。
久しぶりにラグビーの真似事をしに行ったのでした。
この日は、若手は別の場所で練習しているようで集まりが良くありません。
まして8月のこの暑い日に14時から練習するというのですから、なおさらなのでしょう。
集まったのはマネージャーを含めて7人。
暫くの間、3人対3人のタッチフットをやりました。
ラグビーボールを持って走るのは数か月ぶり。
それでも前はなんとかやれたんです。
しかし、この日は、少しだけでも疾走してしまうと後が続きません。
これが齢ってやつなのかもなあと思いながら膝に手をついて荒い息を整えます。
私ともう一人、極端にへばったひとが出たのでタッチフットにならず、他の人はガゼルという走って寝てまた走るというフィットネスを繰り返しています。
その練習を引っ張っているYさん。
私と同じ62歳。
元々、ものが違うと言えばそれまでですが、それでもやっぱり凄い人です。
最後にもう少しタッチフットをやろうということになり、あと少しだから頑張ろうと自分を叱咤して気合を入れなおします。
一度、そのYさんとクロスする場面が訪れました。
息も絶え絶えの肥満おじさんである私と、ワセダからサントリーそして日本代表でも活躍したYさんがクロスをすれば、当然私からYさんにボールが渡るだろうとみんなが思っているであろうと判断し、私はクロスに走り込んできたYさんをおとりにしてカラで外に勝負しに行きました。
あっさり敵に追いつかれました。
でもYさんをダミーに使ってやったという気持ちよさだけは得ることが出来ました。
そんなことを語らいながら、仲良しのKさんと上井草の『串カツ田中』で軽く反省会を挙行。
午前中に合唱をして、午後はラグビーの真似事。
ふり幅の大きな、道楽者らしい休日の完成です。
と、言いたいところですが、まだまだ休日の活動は続くのです。