贅沢な映画鑑賞 | 道楽者は行く!

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ラグビーやサッカーをしたり見たり、落語聴いたり、酒飲んだり、山を歩いたり、歌を歌ってみたり、そして時折旅に出る。
そんなわたしの道楽のモロモロ・・・

電車の中で広告を見たんです。

良さそうだと思うんですが行きませんか?

 

歌仲間のSさんからのそんなお誘いに、5人の仲間が手を挙げました。

 

みんなで行ったのは、

『LA LA LAND Live in Concert』

というライブでした。

会場は、東京国際フォーラム。

 



ララランドは何度か観ていました。

この映画は最高です。

なにしろ音楽がいい。

そして切ないストーリー。


あの映画のオープニングだけで痺れまくりでした。

今回のオープニングは、どんな感じで始まるんだろう?

きっとそこで感動しちゃうんだろうなあと読んでいたんですが、正直、導入部はそんなでもなかったんです。


そして、予備知識を入れなかった私としては、意外なLiveだったのです。

オケの後方にある大きなスクリーンに、映画ララランドが流れている。

そして、その映像に合わせてオケそしてジャスバンドにコーラスが演奏し、ステージ前方ではダンサーが踊り、ステージサイドには花火があがるという、どこを見たらいいのか、なにを聴いたらいいのか分からなくなるような多角的なステージだったのでした。


それにしても、ライアン・ゴズリングもエマ・ストーンもスクリーンの中で気持ちよく歌っているのです。

それにLiveのオケは、どうやって合わせているのでしょうか?

不思議でした。

しかし、お見事でした。


注意をどこに向けていいのか難しかったLiveでしたが、やがてその状況に慣れていきましたし、そして、そのストーリーにも心を奪われていきました。


そしてクライマックス、やがてカーテンコール。

心が満たされる感じ。

私の隣に座っていた、ララランドが大好きだと言っているMさんは、

もしもあの時に…

という回想シーンで何度も涙を拭っています。

私もグッと来ています。

うん、後味がいい。



つまるところ、特別贅沢な演出で映画を観たというような話でしたが、それは未曾有な体験だけにいいものを観させていただいたというか、聴かせていただいたというべきか。

いずれにしても、誘ってくれたSさんにはありがとうと言いたいところです。

 

反省会は、有楽町から少し新橋方面に行ったところにある『北の家族』で。


Liveを観て反省会。

マスクなしで、心置きなくというような日々が戻ってきて欲しいなあ。