目の下のクマ(目袋とその下の凹み)にて手術を受けられる男性患者様が増えています。
ということで、今回は男性のモニター患者様を紹介します。
もともと頬骨が低く、中顔面が平坦な顔つきをしている方です。
目袋(眼窩脂肪の下側が眼窩から脱出)が目立ち始めてきたため、手術を希望して来院されました。目袋の下に皮下脂肪の減少による凹みも伴っていたため、経結膜脱脂術及び眼窩脂肪注入術を行いました。
術 前:涙袋の下に目袋が現れ始めているのがわかります。その下に凹みも生じています。
術後2ヵ月:目袋がなくなりました。
頬骨が低いため、術後は下眼瞼が凹んだようには見えていません。ただし、目袋の膨らみがなくなったことで光が当たらなくなり、黒く見えていますが、これは目の下のクマ手術後に必ず起きることであり、心配や問題はありません。
術 前
術後2ヵ月
術 前
術後2ヵ月
男性は女性に比べて、日ごろのお肌のお手入れをされる方が少ないせいか、高齢になってから大きく膨らんだ目袋に対して脱脂術を受けると、目袋によって引き延ばされていた皮膚の収縮が良くなく、しわが出現しやすくなるようです。
この対策としては、脱脂術+除皺術(しわ取り手術)を最初から受けるか、脱脂術後にあらためてしわ治療(除皺術、リジュラン i 注射、サーマクールアイ)を追加することになります。
S12188