目の下のクマ手術(経結膜脱脂術)後の変化 <症例編> | cynthia-dr-murazumiのブログ

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今回は、最近のブログで紹介したモニター患者様の画像を用いて、術前と術後の変化について記します。

 

年齢が若い方の場合は、目袋の膨らみが比較的小さいことが多いことに加えて、皮膚が弾力性に富んでいるため、術後は目袋の消失に伴って、皮膚もよく収縮するために、しわが現れたりすることもなく、とてもスッキリとした目元になりやすいのです。上瞼がくぼむことも少ないです。

 

<AF146 23歳・女性>

術  前

術後2ヵ月

 

<AF149 26歳・女性>

術  前

術後1ヵ月

 

下眼瞼と頬の皮膚の厚さの差や頬骨が高い場合・彫りが深い場合などは、脱脂術後に邪魔な目袋がなくなったことで、目袋で膨らんで隠れていた下眼瞼と頬との段差・境界が明瞭化して、凹んだ状態になることがあります。術前の目袋に見慣れていると、目袋がなくなった状態との見た目のギャップが大きく、その変化についていけないことがあるようですが、術前と比較して、目元の印象アップになりますので、冷静に受け止めていただきたいのです。

 

年齢が高くなるにつれて、目袋の膨らみが大きくなっていきます。目袋に引き伸ばされていた皮膚の弾力性が加齢によって失われてきていると、脱脂術によって目袋がなくなっても、皮膚がそれに合わせて十分に収縮できず、しわとなって残りやすくなります。

目袋が大きいほど、術後の状態との差も大きく見えやすくなります。

脱脂する量が多くなることで、眼窩内圧が低下することもあり、上瞼がくぼむこともあります。

 

<AF147 45歳・女性>

術  前

術後2ヵ月

 

目袋はなくなっていますが、同部に小じわが現れています。くぼみ目にもなっています。

部分部分で見ると、そうした個別の評価になりますが、目元といった広い範囲で評価すれば、目袋がなくなったことで、若返った印象になっています。

 

実際、この方のモニター報告書によると 『目袋がある家系で、友人に「疲れてる?」と聞かれたりする。術後は全体的な仕上がりに大変満足しています。』 と高い評価を得ています。

 

<AF148 51歳・女性>

術  前 

術後2ヵ月

 

この方の場合、目袋がなくなって、しわも目立っていませんが、くぼみ目は目立っています。

ですが、この方のモニター報告書では 『目が大きくなったと言われたり、鏡を見た時に疲れている顔ではなく、明るい顔になったと感じられるようになった。手術を受けて良かったと思います。』 との好評を得ています。

 

目の下のクマ手術を受けた際は、上記のような個別の変化があったりしますが、ぜひ「トータルバランス」の視点で評価してください。

「木を見て森を見ず」にならないようにお願いします。