春は天候が不安定なため、「春に三日の晴れ間なし」と言われます。これは春には日本の上空を流れている偏西風が強いため、高気圧や低気圧の移動速度が速く、晴れをもたらす高気圧に何日も覆われることがないことによるためだそうです。
とは言え、日ごとに少しずつ春めいてくることは間違いないでしょう。それを表現したのが、「雨ふるたびに暖かに」とか、英国のことわざを拝借すれば「三月はライオンのように訪れ、子羊のように去って行く」があります。三月のはじめは荒々しい天気で、最後は穏やかに春へと移ろうさまを表しています。
そして三月には桜が咲きます。東京の開花予想日は明日の24日ですが、どうなることでしょうか？開花を迎えれば、1週間後には満開になるようですので、お花見を楽しみにしています。