朝からセミの鳴き声が聞こえてくるようになりました。梅雨がまもなく明けそうです。ドラマや映画などで夏を表す典型的表現として、青空とセミの鳴き声がセットで使われることがよくあります。
夏間近で全国で気温の上昇が観測されています。15日の最高気温は新潟県新津の35.0℃で、秋田県、福岡県、佐賀県で34℃代を記録しています。
驚いたのは北海道上富良野で34.2℃と、全国7番目の暑さになったことです。現在の旭川から富良野に至る国道237号沿いは、たくさんの花畑があり、「花人街道」と呼ばれ、花の見ごろを迎えています。
紫のラベンダーをはじめ、黄色のマリーゴールド、赤のポピー、白のカスミソウ、ピンクのコマチソウなどが今年も咲いていることでしょう。
富良野のイメージ画像：花のストライプが虹の様に咲きます
旭川から富良野は盆地なので、夏は暑く、冬は寒くなります。とはいえ、今回のような高い気温になることは珍しいので、暑さのあまり花が枯れてしまうことはないでしょう。富良野は「北海道のヘソ」と呼ばれますが、丹精込めて育てられている花々が枯れるような「ヘソで茶を沸かす」ことはないと思っています。