ローカルな思い出のつづきです。前回、旭川市内を流れる美瑛川で釣りをした医学生時代の思い出を綴りました。同市内の大きな川として、他に石狩川や忠別川が流れています。
忠別川は美瑛川と合流してから石狩川と合流しています。
旭川市地図:黄色い円内のエリアで3つの川が合流
美瑛川で釣りをするきっかけになったのは、同期が住むアパートに遊びに行った際、近くの忠別川での釣りに誘われたことでした。中学時代以来の釣りだったので、魚を釣ったときの快感が懐かしく、そしてたまらなくなり、その後も釣りをしたくなったのでした。
なお、忠別川の河川敷にも今回ヒグマが出没しています。
当時は日本にもフライフィッシングが紹介されはじめた頃でした。それに憧れましたが、道具を揃えたりするなど余裕はありませんでした。小樽の実家から持参した1本釣り用の振り出し式の釣り竿に川釣り用の毛針タイプの疑似餌の仕掛けを付け、川の中にも入りたいので、特長と呼ばれるゴム長靴を履いて釣りに臨んだのでした。いい思い出のひとつになっています。
医大を卒業し、旭川を去ってから数年以上経った頃、映画「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992年)や映画「スリー・リバーズ」(1993年)を観たのですが、旭川で釣りをしたことや3つの川が合流していたという記憶が、なぜかこれらの映画とリンクしてしまったのでした。
ブラッド・ピット主演、ロバート・レッドフォード監督作品
米国モンタナ州の川でのフライ・フィッシングの美しいシーンがありました。
米国ペンシルベニア州第2の都市ピッツバーグを舞台にした作品
ピッツバーグは人口30万で、街の中心地でアレゲニー川とモノンガヒラ川が合流し、オハイオ川となっています。旭川市の人口は現在33万(当時は35万)で、同じような人口規模です。
後付けの美化しすぎの学生時代のイメージとなっているのでした。