サイトカインが肌にやって来る! | cynthia-dr-murazumiのブログ

cynthia-dr-murazumiのブログ

ブログの説明を入力します。

前回は免疫システムの過剰反応「サイトカインストーム」について触れました。大量のサイトカインが嵐のように押し寄せて正常な細胞まで攻撃するのは恐ろしいですが、美容皮膚科領域ではサイトカインを肌に導入することで美肌効果を得ることができますので、今回はそうした明るい話にします。

サイトカインには、インターロイキン(IL)、造血因子(CSF、EPO、TPOなど)、インターフェロン(IFN)、腫瘍壊死因子(TNF)、細胞増殖因子(EGF、FGF、PDGF、HGF、TGFなどの成長因子)、アディポカイン、ケモカインなどがあります。

FGF(線維芽細胞成長因子)ファミリーは20種類以上あるのですが、その中のFGF-2は塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)として知られています。私が労災病院勤務時代に遺伝子組み換えヒト型bFGF皮膚潰瘍治療薬(KCB-1)の治験症例を大学から依頼されて提供したことがありました。後にフィブラストスプレーとなって発売され、現在とても役立っています。思い出深い薬剤のひとつです。

シンシアで行っている臍帯血再生因子<HSCM-100>療法では、各種サイトカインを皮膚に導入し、肌質の向上が得られます。肌質の改善に伴い、アトピー性皮膚炎やニキビ、乾燥肌、赤ら顔などの悩みにも効果を発揮します。最新型のダーマペン4を使って導入することができます。

 

今回のタイトルは、黒人霊歌やディキシーランド・ジャズで知られる「聖者の行進」(When The Saints Go Marching In)の別名「聖者が町にやって来る」のもじりです。次回のタイトルに to be contiunued... 

 

 

明後日の3/8日曜日は、大好評の

毎週火曜日は

これからは渋谷院でお願いします!

減量して痩せるなら

気になる部分の部分痩せなら

ワキガでお悩みなら