ミニチュアの魅惑 | cynthia-dr-murazumiのブログ

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先日、ミニチュアについてのドキュメンタリー番組「ミニチュアの魅惑」(原題:Miniature、制作 カナダ 2018年)が放送されていました。

子どもの頃にグリコのオマケに代表されるお菓子などのオマケに付いてきたミニチュアに始まって、駄菓子屋で売っていた1個10円のプラスチック製の恐竜のミニチュア、英国ブリテン社などの動物のミニチュア、ミニカーなどを経てプラモデルに至り、その中でもミリタリーミニチュアの世界にどっぷりはまってしまった身としては、この番組を興味を持って視聴しました。

有史以前の原始人の時代からマンモスの骨でミニチュアが作られていました。古代エジプトでもミニチュアが作らていました。イタリア・ナポリのプレゼーピオと呼ばれる工芸品も紹介されていました。キリスト降誕を再現したものは有名です。プレゼーピオは13世紀に確立した芸術なのです。

米国からはドールハウス向けの高価なアンティーク家具をミニチュア化する職人・アーティストも紹介されていました。英国からはミニチュアで作られた「モデルビレッジ」などが紹介されていました。ドイツ・ハンブルクには世界最大の鉄道模型があり、ハンブルクの街が再現されています。世界初のミニチュア国際空港まであるのです。オーストリア・ウィーンの市民抗議活動のためのミニチュア都市もありました。

ミニチュアは人類最古のアートであり、古今東西、様々な形で使われてきた、人とは切り離せない存在なのです。

子どもにとっては、ミニチュアで遊ぶことで、手先が器用になり、精神も発達していくそうです。

 

タミヤのミリタリーミニチュアシリーズ発売50年記念ポスター