韋駄天になれなかった男 | cynthia-dr-murazumiのブログ

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先週から今年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が始まりました。日本初の(男子)マラソン選手を選ぶために羽田で行われた予選会「25マイルマラソン」で、金栗四三が当時の世界記録を破って1位になったのですが、このとき2位になったのが北海道庁立小樽水産学校の佐々木政清選手でした。ドラマのセリフにも「小樽水産の佐々木」と出ていました。このレースの途中までは彼が1位だったのですが、ゴールまで残り1マイルの地点で脚がけいれんしてしまい、金栗選手に抜かれてしまったのでした。歴史に「if」は禁物ですが、このとき佐々木選手が優勝していたら彼がオリンピックに出場し、彼の生い立ちを描くために昔の小樽の様子がドラマで再現されたのでしょうに、同郷の者として残念です。

「2位じゃだめなんでしょうか」とかつて発言した議員がいましたが、だめなんですね。

 

韋駄天像