老兵は消え去るのみ? | cynthia-dr-murazumiのブログ

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昨日は強風で発生した千葉県の砂塵のことからSF映画「砂の惑星」について述べましたが、砂からもうひとつ連想したことがあります。昨年2/26のブログで「砂漠のMad Max:新大統領補佐官はタンク・コマンダー」と題して書いた米国の大統領補佐官だったマクマスター 陸軍中将のことです。彼は先週ホワイトハウスを去っています。軍に復帰せずに年内に退役する予定と伝えられています。

 

 

ディスカバリーチャンネルが2010年に放映した「世紀の戦車対決」というシリーズ番組で、彼が活躍して

銀星章(シルバースター)を授与された湾岸戦争での「73イースティングの戦い」(1991年2月26日)も扱われ、当時のことを語っていました。二十世紀最後の大戦車戦と言われています。この番組の終わりの方で、捕虜となったイラク兵がマクマスター大尉(当時)の戦車内に「砂漠の狐」と呼ばれたドイツ軍のロンメル将軍の写真があるのを見て、どうして(かつての)敵の写真を貼っているのか聞いたそうです。それに対してマクマスター大尉がロンメル将軍に学ばないからイラク軍は負けたのだと答えたことを紹介していました。

 

米軍の主力戦車M1A1エイブラムスの1/35スケール模型のボックスアート

 

「73イースティングの戦い」の後での姿(大尉時代)

 

米軍戦車名にはかつての将軍の名が付けられることが一般的ですので、将来「マクマスター」と名付けられた戦車が登場する日が来るかも知れません。