エマージェンシー・カラー | cynthia-dr-murazumiのブログ

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もう少しだけ色の話を書きます。レスキュー隊のユニフォームや狩猟の時に着用するベストなどはオレンジ色ですが、この色は視認性が良く、遠くからでもハッキリと見えます。そのため国際な救難色(エマージェンシー・カラー)として用いられています。

私が初めてこの色を知ったのは、40年ほど前(1970年代後半)の高校生の時に購入したフライトジャケットからでした。外側はネイビーで、内側がオレンジ色でした。搭乗機から脱出または墜落した場合、ジャケットを裏返してオレンジ色を表にして着用し、救出部隊に発見されやすくするためと知ったからです。

左上腕部にシガーポケットとペンホルダーがあるデザインも当時は珍しかったです。高校は私服だったので、通学に愛用しました。今でも持っていますが、かなりくたびれたので庭仕事などの作業用となっています。

 

内側のオレンジ色も見えます

 

私の実家は北海道小樽市の色内(イロナイ)という所にあります。地名の由来はアイヌ語らしいですが、詳しくは知りません。北大形成外科の医局に入ったばかりのころ、現在は札幌の老舗美容形成外科の院長をされている医局の先輩に色内はかつて色街だったのかと問われたことがありました。残念ながら艶っぽいところではなく、小樽運河、日本銀行旧小樽支店金融資料館、石造倉庫群もあるエリアなのです。

 

昔の色内大通り:左奥に実家が営んでいた店がありました