短編小説「初恋日記3」 | 照ママと猫日記

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~~~~~~~~母ちゃんと愛猫の可笑しな日々

月日は流れマンモス校に来て

中学2年生になりました

部活もいろいろ体験してます

ブラスバンド部。ダンス部。水泳部

楽しい学園生活にも慣れた頃でした



ここから突然 話が変わります

ある日クラスの先生から 叶さんに

手紙が届いているよ〜〜エッ手紙?

あとで職員室に取りに来なさい


ちょっと 職員室って苦手ですよね

悪い事してないけど 男名前の手紙に

先生達の 視線がとても気になる


手紙はN君からでした。転校前の

中学校の 大嫌いなN君からでした


私の突然の引越しで 挨拶も連絡先も

教えてない さすが委員長 頭いいネ

学校の住所宛にラブレター送るなんて


手紙の内容は、ザッとこんな感じ

二学期が始まって君の転校を知った

のことが 初恋だったとか

意地悪ばかりしてごめんとか…

 

ふ〜んそうだったんだ

悪い子ではなかったんだ

気持ちを届けたかったんだネ

チョット 嬉しくなりました


今のように携帯なんて無い時代

アナログ?文通が主流でしたから

お手紙 交換が始まりましたよ

初恋だったと書かれてましたネ


中2の春を迎え夏休みが近づく頃


今度は彼が大阪に転校❓

転校する事になったと手紙が届いた

出発前にどうしても会いたい…と

 

              ー3ー