18-19 堺浜クリテリウム第4戦 パオーン仁義無き競争チームTT編 | ホビーな自転車クラブチーム Cyclotron Targets(サイクロトロン ターゲッツ)

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自転車を通じて、ポタリング(自転車であちこちぶらつく事)、レース、グルメ、写真、カフェライドを楽しむホビーな自転車クラブチームです。

パオーンです。

前回のポイントレースに続き、チームTT戦です。

アイラン選手とホセ田選手のおかげでポイントレースを2位通過してしまった僕達。
山Pがちょっと左端に切れてるけど、5人並んで出走待ち。

アイランは、一位通過チームの助っ人オールイス選手に、ルールの説明等をしてあげている模様。

ついでに、向川コーチのリアブレーキアーチを下げてあげる♪

スタート直前まで気づかなかったので、さすがに直してあげているところをバレる!

ホイールが太いからなのか、アーチを広げていたみたいで、下げるとフルブレーキ状態(笑)

クイックも触ろうとするとまたバレてました。

監督がどすこいチームに勧誘されたり、楽しいひと時が過ぎ、

 

スタートの合図とともに前の組がスタート

5秒後僕たちもスタート

その5秒後に王者どすこいチームがスタート。
追われる恐怖!

僕たちは比較的穏やかにスタート。
あらかじめ決めていた順番通り、隊列を整えていく。
あれ、山Pとび出てるやん、と思ったら、アイランに右手で何か指図され、

ホセにも、早く後ろに付きなとジェスチャーを送られる。
3番手にゴールした選手のタイムが、チームのタイムとなるので、
アイラン、ホセでローテーションし、山Pが死ぬ気で付いていく。Yスぺさんは、前3人のいずれかに何かあった時の予備。パオーンはお気楽社員。という、実に分かり易いオーダーです。

やっと隊列も整い、ルンルン気分になった瞬間、

とんでもない速度で追いついてきたどすこいチームが、すぐ背後にいました!

その後ろの一斉スタートの集団との距離をみると、いかに超特急で来たのかがわかりますね!

とんでもない速度差で抜かれる1位、2位チーム

そして数秒後、鋭角コーナー直前で振り返ると、ザ・威圧感!!佐野選手が何故か一人でおこしやす♪

なんとかYスぺさんの後ろを死守するパオーン。佐野選手の圧が半端ない!

粘っていると、

左からお1人様で飛んで行かれました!

そんな感じで2周目に突入。

佐野選手は、そのままトレインの横を一人で上がって行き、
アイランに並び、

僕らのチームを引き出しました。

急な速度変化に必死に対応しようと頑張る。

コーナーの途中に加速するのがへたくそで、少し開けられるも、

すぐに詰め、事なきを得る、、、

が、、、、

背中に感じる強大なプレッシャー!!

ひい、NIPPOの吉田隼人選手!

後ろを気にし過ぎて、コーナーに差し掛かる時に少し緩めるのが早く、離される。

すると、吉田選手から、「ライト」ってでっかい声で叫ばれる!!!!

右じゃなくライト!!!外国仕様!!!

ビビッてよけてしまいました(笑)

トレインから外れ、、それでも乗せて欲しいなと、ぴったりとくっついていると、

前から、またもや仕事を思い出した佐野選手が下りてくるのが見える!

しかも、まあまあゆっくり。

佐野選手に当たる前にどなたか入れて~と、ちらちら見ながら入るそぶりを見せるも、縦一列トレインの速い時なので、全員拒否。

もうあかん!(3周目)

諦めて、左から佐野選手を抜かす。

完全にトレインから外れたけど、まだまだ後ろ居るから大丈夫だろな~と考えていると、

全くスピードが落ちない!結構しんどい。はやく乗らないとやばいやつだわと思っている所。

その頃、チームのみんなはしっかりと乗車中♪

単独でトレインから外れて走っている時、後ろの佐野さんは、チームメンバーに、後ろに付くように指示してる!ちゃんと仕事してますね!!

すると、あれ?今、佐野選手に抜かれたぞ?

てか誰も後ろおらんし!!

しまった~、トレイン乗り遅れた~~

あか~んやつ!!

これなんて言うか知ってます?

そうです。チギれてるって言います。

幸い、集団が横に伸び、少しペースが落ちる。

ガルルルルル・・・必死で追いつき、吉田選手のお尻に噛みつく。

よかった。Yスぺさんにも追いついた。

立ち上がりも43キロと、かなりゆっくり。

やっと自分のお家に戻ってきたパオーン。家なき子になるのを回避し、4周目。

ここで、せっかくの穏やかな空気は一瞬で飛びそうな気配。。。

右に見える吉田選手が、チームメートに、「ここに居て!」と叫び、前方へ飛んでいく。

次の瞬間、ペースがガンと上がる!

ちょうどコーナーで前方が縦に伸びたのをしっかりと目視していたので無事に対応。

一旦落ち着いたが、コーナー明けの先頭がものすごい伸びてる!

これはヤバイやつや!!

自分がコーナーあける頃には、50キロ近く出しても置いて行かれる!

700ワットなので、割とマジで踏んでます!

あ、やべー油断したー!

でも、なんでこの速度で置いて行かれるの~?(5周目)
これ、チギれてるって言うみたいですよ♪2回目ですね!

バックストレートでめっちゃ頑張るパオーン。

前、なかなか弱らんぞ、結構しんどい。

誰が引いてるんだろう。と思っていたら、

前方からお1人、先頭を引き終えたであろうマトリックスの選手が落ちてくる。

マトリックスに新加入の小森選手ですね!

くそう、おぬしか!こんなにペースを上げたのは~

と恨みながら、仲良く集団に戻る。(6周目)

そしてまたもや油断する。

いや、ここは油断していた訳じゃない!小森選手の加速に付いていけなかったが正解。

またもやバックストレートを踏み倒し、小森選手に噛みつく。

まったく、一人で何のレースをやってるんだろうか。

これまで、どんなけ脚使ってん。。。

とりあえず、コーナーあけの先頭を見ると、かなり詰まっており、ペースが落ちそう。

愛しの我が家へお帰り。最後尾の選手に、え?まだ後ろに人居たの?みたいにびっくりされ、二度見される(笑)
(7周目)

詰まっている間にチームのみんなを探し、位置を確認。

Yスぺさんの後ろ姿を見つけ、

突撃!そのまま巡行。

残り2周。絶対に動きがあるはず。速度が上がるからと集中していると、

まさかの山Pがホセ選手と一緒に下がってくる!!

まさかの展開で少しびっくり。

ホセ選手が一生懸命山Pに後ろに入れとジェスチャーを繰り返す。

そして、ラスト周回に向けて、山Pを連れて外から上がろうと試みている感じ。
(山Pの右前に隠れているのがホセ選手)
みんなが右に動き、前に空間が空いたので、
コーナーを使って山Pの様子を見に行く!
やべー、しんどそう。

でも抜き返してきたので、まだ死んでない!
(ラスト周回に突入!パオーンの後ろで手を休め遊んでいるのは、仕事を終えてちぎれようと企む小森選手と田窪選手)
確かに、朝から学生だけのジュニア強化レースを走り、チームでただ一人ポイントレースを完走し、疲れていない訳がない!
おまけに、アイラン、ホセにつぐ3番手は自分だというプレッシャー!いくら速くてもちょっと可哀そうなオーダーをしてしまった事を深く反省したおっさんでした。

ダメもとでおっさんが頑張るしかないのかと、色々考えていると、まさかのホセ選手が最後尾まで降りてきて、山Pとパオーンの間にスッと入る。

そして、山Pを連れてトレインに復帰。

ホセ、、、あなた、どんなけカッコいいんですか!!

その期待に応え、懸命に集団に戻る山P!

さて、もうおっさんも限界やし、店じまいです。得意のgood-byパオーンします。

実はレース前、山Pのゴールがチームのタイムやから、必ず僕を見てと山Pがホセにオーダーを出してました(笑)

高校生がJプロツアー優勝選手に真剣にオーダーしてる姿が滅茶苦茶面白くて、思わず写真撮ってしもた。ホセ選手もめっちゃ真剣に聞いてるし!

キョッサンも爆笑してましたね(笑)

 

結果的には完全に任務を遂行した、優しいホセ選手♪

一方、ゾンビ選手パオーンは、4人目以降のタイムに関係がない選手達と一緒に少し漕ぐのを緩め、集団を見送りました。

いや、チギれました。・・・・今日何回目?(笑)

ゴール地点では、マトリックスから山中湖サイクリングクラブに移籍したての森崎選手がスプリントを制し、佐野選手、アイラン選手がゴール。
その横に、どすこいチームが集団でゴールしてますね、。やはりというか、流石です。
そして、アイランの左後方にYスぺさんがゴールする姿が!
あとでYスペさんの車載動画見ましたが、最後の周回、アイランのアシストでするすると上がり、ほぼずっと50キロ以上で走ってる。
アイランも流石やけど、それに乗れるYスぺさん半端ない!

別角度からです。どすこいの選手と競ってるし!!!
そしてその後、山Pがゴール、そして、集団最後尾にホセ選手??
え??ま、いっか。

そして、まったく勝負に微塵も関係無い男、パオーンの姿が、遥か後方のコーナーからの立ち上がりに見えますね。
よくYスぺさんと山Pと同じフレームに入れたものです。・・
ゴール。

結果です。5位で表彰台には届きませんでした。

おそらく山Pが三番目やったのかなと思いますね。

 

とりあえず、敗因は、完全にパオーンにあります!

一言で言えば、「お前、後ろの方で何してたん?」

勝手にチギれ、復活し、またチギれ復活し、、、

動画を見た皆さんから、こんなけチギれてよく何回も復帰できるな。。てか一人で走っとるやないか。。しっかり集団の中入っていたら、ゴールまで余裕で体力余ってたんちゃうかなど。。。。

散々な結果で申し訳ない。

確かに、後からしっかりと動画を確認すると、

終始しっかりと集団に溶け込んで体力を温存していたら、山Pを苦しめずに、自分のゴールタイムがチームの・・なんて色々考えちゃって少し凹みましたが、所詮はタラレバです。これがチーム戦の難しさなんでしょう。あと、トレインの最後尾は思ったよりもはるかに難しい事も分かりました。

 

ただ、収穫もめちゃくちゃありましたよ!そもそもプロ選手や格上の選手達と真剣に走れる事自体が完全にプライスレスです!

集団の中でトレインを維持したり、自由自在に動き回るなど、見てて大変勉強になりました!独特だけど理にかなったコーナーの侵入する選手なども居ましたね。すぐに真似できないけど!


また気が向いて機会があったら、チーム戦に出場する事にして、第5戦は、金太郎CUPに戻ります♪それでも格上レースなんですけどね。

 

あ、あと、後日分かった事ですが、、、

 

まさかの僕たち、チームポイントランキング、9位みたいです!

皆さん、なんか本当にすみません。

でも安心してください。多分5戦目優勝したら、全てひっくり返せるくらいのポイント倍率って監督が叫んでましたので♪

ゴール後、ホセ選手に記念写真を撮って貰いました♪いくら会社の興行や監督の思いつきに逆らえないとは言え、シーズン直前の大事な時期に、素人とチームを組んで走る事のリスクは計り知れないと思います。本当にありがとうございました。


また、一緒に走ってくれたチームのみんな、写真を撮りまくってくれた金太郎さん、なで肩くん、shoさん、ありがとうございました!