17-18 堺浜クリテリウム 第1戦 Yuta君、パオーン編 | ホビーな自転車クラブチーム Cyclotron Targets(サイクロトロン ターゲッツ)

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ビギナー2のなで肩君は、自分から報告があるかもしれないので、

本編はYuta君とパオーンが出走したビギナー1(9周)のレース報告です。

 

サイクルガレージKCSの山P君と我らがチームのエースYuta君、そしてパオーン
 

また、レースでよく一緒になり、仲良くしていただいております、かつべえさんとYスペさん。(なぜかパオーンは違うところを向いていますね。可愛い娘でもいたのでしょうか?)

 

さて、レーススタート。

2周目に入るとホームストレートで急に速度が上がる!
あれ?と前方を見ると
山P君、マトリックスの前に出てアタックしとるやん!
体力温存作戦はどうしたん??
若いからしゃーない、山P君らしいなと少しニヤつきながら必死について行きました。Yスペさんはしっかりとチェックしてますね。さすがです!
 
その後は、でっかい背中とケツを利用しながらとりあえず8番手~10番手あたりをキープ。
 
すると、3周目の終わり頃にYuta君と合流に成功。
この周位になると隊列も整い、集団も安定して走行。
バックストレートではトレインがかなり左右に揺れていたので、しっかりと先頭を見ながら安全をキープして走行。
 
さらに前方から少し下がってきた山P君とも近くなり、いつも走り慣れたメンバーで安定して走る。
 
終盤に入る6、7周目位に順位を上げ、3番手位のYスペさんの後ろに付くことに成功。
 

そして、そのまま8周目、この周が勝負。少し抜きつ抜かれつはあるものの、絶対に良い位置をキープして最終周に入ろうと極限まで集中して走ってました。

 

とにかく左右にふらつく方がおられ、とても怖かったです。

おそらく、前走者の後輪だけを見て、お尻越しに前方を見ていないのではないかと思いました。

コーナーも・・・。そして、やはり事故は起きてしまいました。加減速が激しい方に付いていたYスペさんがコーナーを抜けた所でタイヤをハスり落車。

Yスペさんと自分の間にいて、思いっきり膨れてきた選手を避けイン側に交わしていたパオーンの前にYスペさんが飛んできた!

頭頚部だけは何があっても避けなければと必死で右に避ける。ほんとに紙一重で引かずにすみました。

 

あまりにも凄い転け方でしたので、一瞬呆然としてしまいましたが、我に帰ると前は中切れしており2人しかいない。そしてもう次は最終周。自分が詰めなければ少し後ろにいるYuta君も山P君も終わると思い全力で詰めました。

400メートル位追いかけました。

前もかなりスピードが上がっていたので、バックストレートに入る所で追いつく頃には、心拍が195で冬場の限界まであと5。


右後方を見るとDr.bikeさんとYuta君が来てるのが見えたので、予定より少し早く悔しいけど最後のスプリントを考え、前走者に付かず左に避けて道を開け、


Yuta君に声にならない奇声を掛けてお役ごめん。

Yuta君はそのまま2.3番手をキープし、

自分もなんとか8番手位でバックストレートを終え、コーナーを曲がる。

最後にスプリントやと腰を上げたとたん先導の減速の合図とともに、右端に低速の2輪、コースの右前方に係員数名がコース上に立ち、左前方にはまだYスペさんが横たわってるのが見える。

みんな落ち着いてスピードダウンしてすり抜けたものの、その後どうしていいかわからず、一応スプリントしてゴール。

Yuta君3位、パオーン6位らしい・・・がなんか微妙・・・。

 

ニュートラルのままゴールだったのか?最後はニュートラルが解けたのか?いや、そんな事よりYスペさんはまったく動かせないほど重症なのか?

 

どういう経緯で審議になり、3周という再レースが開催されたのかは不明ですが、正直、Yスペさんが気になり再レースなんてどうでもよかったですね。一応千切れない程度には頑張って走りましたが、危ないし全く攻める気になりませんでしたね。

 

問題は、

・なぜ次の周もYスペさんが安全なところに退避させてもらっていないのか。

・運べないほどの損傷を受けていると判断されたなら、コーナーを曲がる前に笛や旗で合図を送るべきだったのではないか

・最終コーナーで減速の指示(一時的な注意喚起?ニュートラル?)を出した後、その先からゴールまでが走っていいのかわからなかった。

の3点だったと思いますね。

 

ただし、審判からも遠い場所でしたし、1分ちょっとでまた来るわけですから、判断する時間が大変短かったのも事実だと思います。最善を尽くした運営の方々を責めるわけにはいきません。

落車時の救護が迅速かつ適切だったのか、3周の再レースが妥当であったのか等、色々検証されて、更に魅力ある大会になっていけばいいのではないかと思います。堺浜クリテは本来安全なコースなので。

 

 Yスペさんは右鎖骨骨折との事でしばらくは安静ですが、またすぐに強靭な肉体と共に戻って来られる事でしょうウシシ。本人は、加速してくれると思い前走者に近づき過ぎたのがいけなかったし、自分の落車で再レースになったことを皆さんに大変申し訳ないとおっしゃってます。

 

レースの終盤になると、ペースも上がりみんなギリギリの中での戦いになりますが、やはり基本となる周りとの間隔やラインキープは守り、走らないといけませんね。今回は自分も凄く勉強になりました。


パオーンは次戦からスポーツ2にカテゴリーを上げます。通用するか分かりませんが、ちょっとずつカテゴリーを上げて強い世界を見てみたいですウインク

前向いて

真っ直ぐ走ろう

ロードレース

(字余り、季語無し、センス無し)

 


photo by なで肩くん。

動画の切り取り画像はパオーン号搭載