下記のネタバレになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生き物全般に言えることは何事も最初に経験した事を基に行動するものである。

人間に関してはコミュニケーション、食事マナーなど育ってきた環境によって決まるものである。

 

~約10年前の6月~

 

俺は内定が貰えたのでTwitterに就活終了のツイートをした。

 

 

俺:

・大学4年生(当時)

・某音楽サークル所属

・恋愛経験:ほぼ無し(高校時代に手を繋いだくらいで終わり)

・若干女性恐怖症

 ホテルまで行ったのにわざとゴム裏返しで付けられんフリされてクッソみじめな思いしたんだよな

 まあてめぇがゴムの使い方分からなかったからだが。

 これも今度話にするか

 

 

それに対してNさんからのリプライがきっかけだった。

「おめでとう!今度飲みに行こうよ!」

 

Nさん:

・社会人1年目

・彼氏あり(年上だけど大学留年しているらしい)

・俺とは別大学だがサークル活動で知り合ってTwitterで相互フォローなくらい

 

 

当時の自分は方便だろうなと思い「ありがとうございます!そうですね!」みたいな感じで返したと思う。

これがきっかけだった。

その日にNさんからDMが来て「いつ行く?」と本当に行くことになった。

こちとらクッソビビった。とんとん拍子に日程や場所も決まった。

 

そして当日。

場所は互いの家から近い駅の個室の居酒屋。

 個室の居酒屋で男女ってよく考えたら距離感バグってるよな

 それまでホントにふぁぼりつするみたいな感じだぞ。

 

最初は就活について聞かれたり社会人とは何ぞやを聞いたりして会話は問題なかった。

ただ少し彼氏さんがまだ大学生で定職に就いていないとかで少し愚痴をぼやいていた。

あまり上手くいってないカップルってこんな感じなんだ~なんて思いながら聞いていた。

少し時間が経ってお手洗い行って帰ってきたら俺が座っていた席にNさんが座っていた。

どういう事だ..?と少し混乱してじゃあNさんが座っていた席に座ろうとしたときに手を引かれた。

 

「...座るのはこっちでしょ?」

 

何故か隣に座らされた。

さらに混乱した。

そこからは何か密着してきてあまり覚えてない。今でも思う。何だったんだあれ...

 

 ホントギャルゲとかシチュエーションボイスでしか見ねえぞ。

 まああんな経験すんのは貴重だったな。

 

2件目でアニメ・ゲーム系のバーに行ってそのまま解散。

 

 お前ー!!!

 ホテル行けよ!!!浮気だけどさ!!!あそこまで行動されたらそういう事だろ!!

 なーにお前解散した後に「チャンス逃した?」とかキモいLINEしてんだ!!!!

 

結構LINEが続いていろいろと向こうの勤務先の愚痴を聞いたり、こっちは大学の研究室のことやらを話しつつLINEのやり取りは続いていた。

時々会って飲みに行ったりしていた。

何もなかったと思う。

 

そんなある日LINEでこんな連絡が飛んできた。

 

N<わがまま聞いてもらってもいい?>

 

俺<どうぞ~>

 

N<夏休みに連休取るんだけど、友達とかと予定合わなくて旅行とかどう?>

 

俺<喜んで!>

 

俺<関東圏内でどっか行きたいとことかあるんですか?>

 

N<何故に関東?>

 

俺<日帰りとかだと関東かなって>

 

N<何故に日帰り?>

 

N<んーん、泊まりでしょ!>

 

 ...え?

 何か彼氏いるのに大丈夫なんか...?

 

俺<彼氏さんとは行かないんですか?>

 

N<彼氏とは嫌なんだ>

 

 なるほど...

 でもなぁ...青春っぽいこと出来てないしなぁ...

 俺も青春の1ページでも欲しい所だ!

 何を考えているんだお前は。ほぼ浮気の片棒担ごうとしてんだぞ。

 

N<一緒にいて楽しいしさ、どう?>

 

俺<喜んで!>

 

N<よっしゃ!>

 

N<もう一つわがまま聞いてもらってもいい?>

 

俺<どうぞ!>

 

 

N<肩書上彼氏にはならないけど友達とも違う何かになってほしい。>

...ん?

 セフレじゃね?これ。

 

 

N<青春っぽい事あんま大学の時にできなくてさ>

 

N<どうかな?>

 

 

 

どーなっちゃうの、俺。

どーなっちゃうの!俺!

 

つづく!

 

 

 

きっかけはネットの友達7-8人くらいでGolf itで遊んでいた時にボールを打つ強さが絶妙で俺が全然攻略出来なかった時に

俺の件について全く知らない女友達から「浮気した彼女に対する力加減で!w」みたいな冗談を言われたときに一気にこの事がフラッシュバックして

「タヒねやぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!」と叫んでしまった事で脳裏から離れず

何かに書いてひっそりと公開して発散しよう、あわよくば同情を得ようと思ったところから始まりました。

 

 

最初から恨み節満載で行こうかとも思ったんですが

・最初から結末が分かっててずーっと自傷行為になるのは何か嫌だなって思った

・小説みたいに書いたらどうなるんだろうと思った

っていう理由でこんな感じに書いてました。

 

自分も思い出せないところがあったのでLINEの履歴を漁ったら、あったんですよね。Nさんとのやりとりが。

一生モノの傷を付けられた人とのやり取りなんてもう見たくなかったですが、自分にも非があったのかもしれないとか、これから恋愛をする時に役立つかもとか、怖いもの見たさで遡ってみました

卒業アルバムを見るような感じで、自分恥ずかしいことしてんなぁとか思いながら懐かしさに浸れました。

 

前半を書いている時はその時の楽しい記憶が蘇ってきて、やっぱり自分の気持ちをさらけ出すこと人を愛するとはこんな気持ちなんだよなという一種の快感がありました。というか浮気の片棒担いでるやん。俺も俺だな。

ただ結末を知っている自分からすると、心の底から信頼して愛するといった、こんな気持ちには二度と出来なくなったNさんへの殺意が湧いてきたのも事実。

一種の麻薬のようなものですね。

 

後半は...マジで苦痛でしかなかったですね。LINEなんか見なくてもフラッシュバックで書けますもの。

LINE見てみたりしましたけど、今の自分が見てもトチ狂ってるなって思いますね。

何でこいつ旅行なんか行ってんだ?って思うし何でキープしてる奴の援護なんかしてるんだ?って思うし。

それだけ切羽詰まってたんだろうなと思います。今となっては他人事ですね。

 

色々と突っ込みたいところはあるので 添削版として今の気持ちを赤ペン先生してやろうかなと思います。

 

 

Nさんへ

 皮肉抜きでありがとう、こんな経験をさせてくれて。

 皮肉抜きで4んでくれ、出来ることなら苦しんで。

 

 

拝啓 今は亡き過去を想う 望郷の詩
最低な日々が 最悪な夢が 始まりだったと思えば 随分遠くだ

どうせ花は散り 輪廻の輪に還る命 
苦悩にまみれて 嘆き悲しみ それでも途絶えぬ歌に 陽は射さずとも

 

 

前回のあらすじ

まだ、チャンスはある。

まだ、ある。

夏の旅行が、ある。

まだ、一緒にいられるんだ。

 

人物紹介

 

俺:

・大学4年生(当時)

・某音楽サークル所属

・恋愛経験:ほぼ無し(高校時代に手を繋いだくらいで終わり)

・若干女性恐怖症⇒ほぼ完治

・脱・童貞

 

Nさん:

・社会人1年目(当時)

・彼氏あり(年上だけど大学留年しているらしい)⇒別れた

・俺とは別大学だがサークル活動で知り合ってTwitterで相互フォローなくらいだったが

 女友達以上の何か⇒彼女のような何か⇒彼女に進展。

・俺が連れて行ったイベントでTさんと再会し意気投合

 

Tさん

・社会人3年目くらい?

・音楽イベントで出演したりしてる

・俺が参加してるサークルの先輩とかと面識アリ。

・おとなしめの性格だがシュール系の笑いを取ってくるクール系

・俺とNさんの関係を知ってはいる

 

つづき

 

どっちも好きという事は本当らしくLINEは前と変わらず続いていた。

旅行先は函館に決まった。

 

羽田空港で待ち合わせて飛行機に乗る。

久しぶりに会うNさんに安心感を覚えた。

市場やらラッキーピエロでうまいもの食べたり良い経験だった。

ホテルでジェンガしたり、XXXして楽しい時間を過ごせていた。

 

俺「...んが...」

 

俺が疲れて先に寝てしまっていた。

 

Nさん「...www」

 

俺(やべ寝てた...)

 

俺「ごめn....

 

N「嘘~wwwん?」

 

電話していた。

 

?「~~~~」

 

内容は分からなかったが声は聞こえた。

 

 

Tさんだ。

 

 

分かっていた。前にだって察していたじゃないか。

 

 

もうTさんの方に行くなんてことは。

 

 

分かっていたのに初めて別れ話を切り出されたようなどん底の気分だった。

楽しそうにしている2人の会話を排除するかのように起きずにそのまま寝た。

 

早朝1人で起きて煙草を吸って8月とは思えない寒さの中、頭を整理した。

もう無理だ。もうこちらを振り向いてもらえる隙など無い。

そこからは友達、というか1人の人間として接しようと思った。

 

そう考えたら少し楽になった。

 

そこからの函館旅行は友達と一緒に来たような感覚で乗り切った。

少しの恋心を圧し潰しながら。

 

函館旅行が終わってからもLINEしたり少し会ったりしたがホテルに行ったりとかはせず

本当に友達として接していた。

ほんの少しの恋心を圧し潰しながら。

 

あとはフェードアウトするだけ。

自分が出演するイベントに誘ったりして話をしたりした。

逆にTさんが出演するイベントに誘われてTさんとも話したりした。

 

T「ごめんね」

 

ホントだよ。アンタのせいだよ。なんて言えないよ。

 

アンタもあの人に振り回された側なんだから。どうせきっかけは俺と同じようにNさんが誘ったんだろう。

 

でも俺がアンタだったら良かったのにな。Nさんの隣にいる人間が俺だったら良かったのにな。

 

なんてぶつけられる人間じゃないから

 

俺「いえいえ...」

 

としか返せなかった。

俺っぽいな。だせぇ。

 

さよなら。Nさん

さよなら。Tさん

さよなら。初恋

 

この頃から心を開いて本心を打ち明けることはしなくなった。

仲良くなった女友達から彼女にステップアップせずに終わったり

そのせいで好きだと言ってくれた人と付き合っても長続きしなかった。

だから言ったでしょ?

 

生き物全般に言えることは何事も最初に経験した事を基に行動するものである。

俺 1997-  

 

それでは私のバイブルをお聞きください。

歌詞に注目してね。

 

岸田教団 & The 明星ロケッツ Hack&Slash

優しさで現状は動かない 

 

愛した世界信じた未来 僕に必要なものではない 

 

殺傷力さえあれば大体は上手くいく事が多い 

 

全てを救うなんて今すぐ諦めたほうがいいんじゃない?

 

 正しいってことはいつでも大体一番残酷だからさ

 

 

 

 

 

おしまい

 

前回のあらすじ

N「前に友達と飲んできたっていう話してたじゃん?」

俺「LINEで言ってたやつね、楽しかった?」

N「ごめん。あれ嘘で、Tさんと飲んできたんだ」

N「ホテルまで行ってきたの。」

 

人物紹介

 

俺:

・大学4年生(当時)

・某音楽サークル所属

・恋愛経験:ほぼ無し(高校時代に手を繋いだくらいで終わり)

・若干女性恐怖症⇒ほぼ完治

・脱・童貞

 

Nさん:

・社会人1年目(当時)

・彼氏あり(年上だけど大学留年しているらしい)⇒別れた

・俺とは別大学だがサークル活動で知り合ってTwitterで相互フォローなくらいだったが

 女友達以上の何か⇒彼女のような何か⇒彼女に進展。

 

Tさん

・社会人3年目くらい?

・音楽イベントで出演したりしてる

・俺が参加してるサークルの先輩とかと面識アリ。

・おとなしめの性格だがシュール系の笑いを取ってくるクール系

 

つづき

 

俺「え...」

N「ごめんね...」

 

何が起きたのか一瞬分からなかった。

LINEやデートの素振りで冷めてるような雰囲気もなく互いに愛してると思っていた。

 

元彼と付き合っていた時から良いなと思っていたTさんがイベントで再会して介抱してくれて好きになってしまったという事らしい。キューピッドやん俺。

 

Nさんの話的にどちらも好きだということらしい。

 

自分の性格としては怒らないというか怒れない人間なのでキレたりはしなかった。

どうやら4んだ顔してたらしい。

 

その日のLINEにて

 

N<わたしが150パー悪いの自覚してるけど、傷ついた顔すんの見た時ほんと死にたくなるレベル>

 

N<マジでごめん>

 

N<もしかしたら、(Tさんは)芸能人的な好き、で会っているのかもしれないし、私も自分の気持ちまとめられるようにします>

 

N<世の中の不倫相手達どういう心で生きてるのか知りたい...>

 

俺<話の内容を聞く限り、Nさんは少しずつだけど、Tさんの方に流れていくっていう風に捉えていて、それはそれで辛いんだけど、すっぱり居なくなってしまうってのはもう人としての感情が無くなっちゃうから今の方が良い>

 

N<また戻ってきてもいいの都合良すぎない私>

 

俺<そっちもそっちで辛いだろうけど申し訳ないって気持ちだけで気軽に遊んだりするのが出来なくなると私は無感情になってしまうからね>

 

N<うん>

 

俺<てか何があっても戻ってきてくれれば私は嬉しい>

 

N<ん>

 

俺<それだけあなたに骨抜きにされてしまったのよ>

 

N<ありがとう>

 

俺<こちらこそこんなのを信頼してくれてありがとね>

 

N<俺くんに会っている間はすべて忘れて会うことにする>

 

N<今まで通り接せられない私が悪すぎるので、改めます>

 

まだ、こっちに勝機はある。

大丈夫だ。余裕を見せればこっちに戻ってきてもらえる。

そんな気持ちだった思う。

 

それから2-3週間ほどは、これが無かったかのようにLINEしたりデートしたり。

ただ時間が経つたびにTさんの話題が上がってきた。

 

いつだったか忘れたがデートでホテルに行った際に事の最中で無意識に泣き崩れてしまった。

一言だけ「行かないで」と絞り出した。

Nさんには抱きしめてもらえた。

 

何も返事は無かった。

 

あぁ、やっぱりTさんの方に行くんだなと、鈍いというか都合の悪い事を排除していた自分でも察しが付いていた。

だがまだ好きなんだ、愛しているんだ、離れたくない、この現実を受け入れたくなかった。

 

 

まだ、ある。

夏の旅行が、ある。

まだ、一緒にいられるんだ。

 

 

 

 

 

前回のあらすじ

 

イベント行って楽しんでたら彼女が居なくなってた。

探したら男が介抱していた。

 

人物紹介

 

俺:

・大学4年生(当時)

・某音楽サークル所属

・恋愛経験:ほぼ無し(高校時代に手を繋いだくらいで終わり)

・若干女性恐怖症⇒ほぼ完治

・脱・童貞

 

Nさん:

・社会人1年目(当時)

・彼氏あり(年上だけど大学留年しているらしい)⇒別れた

・俺とは別大学だがサークル活動で知り合ってTwitterで相互フォローなくらいだったが

 女友達以上の何か⇒彼女のような何か⇒彼女に進展。

 

 

つづき

 

喫煙所で見つけた彼女は結構酔っていた。

俺「大丈夫...?」

 

N「楽しそうだからあんま声かけずにいたんだけど、ちょっと絡まれちゃってね...」

 

N「それで助けてもらったのがTさん」

 

T「こんにちは」

 

Tさん

・社会人3年目くらい?

・音楽イベントで出演したりしてる

・俺が参加してるサークルの先輩とかと面識アリ。

・おとなしめの性格だがシュール系の笑いを取ってくるクール系

 

俺「ありがとうございます!」

 

T「いえいえ、絡んでたのが僕の知り合いだから...ごめんね...」

 

俺「そうだったんですね...何はともあれありがとうございました!」

 

流石にイベント参加継続出来なさそうだったので酔っていたNさんを引き取ってホテルで泊まった。

あーびっくりした。ちょっと肝が冷えた。

 

その後も前述の通り毎週のようにLINEしたり互いの勉強がてらデートしたりと平和な日々が続いていた。

幸せの上り坂すぎて絶頂期が見えねえなぁとか思いながら超ノリノリ状態だった。

 

N「前に友達と飲んできたっていう話してたじゃん?」

 

俺「LINEで言ってたやつね、楽しかった?」

 

N「ごめん。あれ嘘で、Tさんと飲んできたんだ」

 

 

 

そりゃそうだもん、幸せの絶頂期なんて見えるわけがない。

 

 

 

N「ホテルまで行ってきたの。」

 

 

 

その先は崖なんだから。