前回のあらすじ
まだ、チャンスはある。
まだ、ある。
夏の旅行が、ある。
まだ、一緒にいられるんだ。
人物紹介
俺:
・大学4年生(当時)
・某音楽サークル所属
・恋愛経験:ほぼ無し(高校時代に手を繋いだくらいで終わり)
・若干女性恐怖症⇒ほぼ完治
・脱・童貞
Nさん:
・社会人1年目(当時)
・彼氏あり(年上だけど大学留年しているらしい)⇒別れた
・俺とは別大学だがサークル活動で知り合ってTwitterで相互フォローなくらいだったが
女友達以上の何か⇒彼女のような何か⇒彼女に進展。
・俺が連れて行ったイベントでTさんと再会し意気投合
Tさん
・社会人3年目くらい?
・音楽イベントで出演したりしてる
・俺が参加してるサークルの先輩とかと面識アリ。
・おとなしめの性格だがシュール系の笑いを取ってくるクール系
・俺とNさんの関係を知ってはいる
つづき
どっちも好きという事は本当らしくLINEは前と変わらず続いていた。
旅行先は函館に決まった。
羽田空港で待ち合わせて飛行機に乗る。
久しぶりに会うNさんに安心感を覚えた。
市場やらラッキーピエロでうまいもの食べたり良い経験だった。
ホテルでジェンガしたり、XXXして楽しい時間を過ごせていた。
俺「...んが...」
俺が疲れて先に寝てしまっていた。
Nさん「...www」
俺(やべ寝てた...)
俺「ごめn....
N「嘘~wwwん?」
電話していた。
?「~~~~」
内容は分からなかったが声は聞こえた。
Tさんだ。
分かっていた。前にだって察していたじゃないか。
もうTさんの方に行くなんてことは。
分かっていたのに初めて別れ話を切り出されたようなどん底の気分だった。
楽しそうにしている2人の会話を排除するかのように起きずにそのまま寝た。
早朝1人で起きて煙草を吸って8月とは思えない寒さの中、頭を整理した。
もう無理だ。もうこちらを振り向いてもらえる隙など無い。
そこからは友達、というか1人の人間として接しようと思った。
そう考えたら少し楽になった。
そこからの函館旅行は友達と一緒に来たような感覚で乗り切った。
少しの恋心を圧し潰しながら。
函館旅行が終わってからもLINEしたり少し会ったりしたがホテルに行ったりとかはせず
本当に友達として接していた。
ほんの少しの恋心を圧し潰しながら。
あとはフェードアウトするだけ。
自分が出演するイベントに誘ったりして話をしたりした。
逆にTさんが出演するイベントに誘われてTさんとも話したりした。
T「ごめんね」
ホントだよ。アンタのせいだよ。なんて言えないよ。
アンタもあの人に振り回された側なんだから。どうせきっかけは俺と同じようにNさんが誘ったんだろう。
でも俺がアンタだったら良かったのにな。Nさんの隣にいる人間が俺だったら良かったのにな。
なんてぶつけられる人間じゃないから
俺「いえいえ...」
としか返せなかった。
俺っぽいな。だせぇ。
さよなら。Nさん
さよなら。Tさん
さよなら。初恋
この頃から心を開いて本心を打ち明けることはしなくなった。
仲良くなった女友達から彼女にステップアップせずに終わったり
そのせいで好きだと言ってくれた人と付き合っても長続きしなかった。
だから言ったでしょ?
生き物全般に言えることは何事も最初に経験した事を基に行動するものである。
俺 1997-
それでは私のバイブルをお聞きください。
歌詞に注目してね。
岸田教団 & The 明星ロケッツ Hack&Slash
優しさで現状は動かない
愛した世界信じた未来 僕に必要なものではない
殺傷力さえあれば大体は上手くいく事が多い
全てを救うなんて今すぐ諦めたほうがいいんじゃない?
正しいってことはいつでも大体一番残酷だからさ
おしまい