何日の移動平均線を使っていますか? | 松下誠の投資家を元気にするブログ

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おはようございます、松下です。


チャートを確認して売買を行う
投資家の多くが、チャート上に
移動平均線を表示させています。


移動平均線は、投資の利益の
源泉であるトレンドを識別するのに、
非常に有能な指標だからです。


この移動平均線に、
様々な期間(変数)のものが
あることを知っていますか?


一般的に国内の証券会社や
無料のチャートソフトなどには、
25日、75日の移動平均線が
表示されていることが多いです。


この組み合わせで、さらに短期の
設定を表示すると、5日線が選ばれます。


私はと言うと、投資を始めて1年目に、
当時師と仰いでいたトレーダーから、
10日移動平均線の有効性を教えてもらい、
以来ずっと10日移動平均線を
基本に表示しています。


これに加えて、30日、100日、200日などの
移動平均線を表示します。


海外の有名なトレーダーの中には、
9日や20日の移動平均線の
有効性を教える人もいます。


それでは、あなたが利益を上げるために
最適な移動平均線の設定は何日でしょうか?


9割以上の投資家は、
移動平均線の変数を、
自由に変更できることを知りません。


また実際に使っているチャートも、
移動平均線の変数の変更ができない、
固定のものが多いです。


私も2001年に投資を開始した時には、
そんな環境でしたが、
すぐに有料のチャートソフトを申し込み、
1年目から自由に移動平均線の
設定を変えられる環境を確保しました。


RSIやRCI、MACDやボリンジャーバンドなど、
全てのテクニカル指標の設定は、
自由に変更することができ、
様々な戦略やターゲットに合わせて、
それらを使い分けるのです。


多くの個人投資家は、本来利益を
上げるための道具である、
テクニカル指標を使いこなす上で、
手足の両方を縛られたような
不自由な環境で売買を行っています。


そうではなく、自分の売買に合った
最適なテクニカル指標と変数で、
自由に売買する環境があることを知ってください。


利益を上げるための環境を整えることも、
大切な要因の一つです。