何を根拠に市場に資金を投じますか? | 松下誠の投資家を元気にするブログ

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今、最も支持されているカリスマトレーダー松下誠が、毎日の市況やトレードの心構え、資金管理やルールなど、実践に即して相場を語ります。毎日のメンタルコントロールに最適です。

おはようございます、松下です。


投資における売買の結果は、
事前に分かることはなく、
当然やってみなければ分かりません。


この不確実さを称して、
投資にはリスクがある、
と言います。


加えて、私も度々書きますが、
実態としては、8~9割以上の
個人投資家が損をしています。


そんな過酷で不確実な市場に、
あなたは資金を投じています。


あなたは、何を根拠に
資金を投じていますか?


これだけ過酷なことが
言われていながら、
それでもなお曖昧な根拠や
淡い願望や期待だけで
資金を投じているとしたら、
それは無謀です。


あなたの資金が増えるという根拠は、
誰も保証してくれません。


そのリスクは、
あなた自身が取るしかないのです。


そのことを真剣に考えれば、
自ずと売買は手控えられるはずです。


投資家として、
市場で資金を増やす決断をした人は、
いつまでも恐れてばかり、
勉強や検証ばかりしていても、
埒があきません。


どこかで勇気を持って、
何かを根拠にして、
リスクを取るしかありません。


それが投資をするということです。


その売買の根拠が、
どれくらいの確率で利益に至るのか(勝率)、
どれくらいの利益を生むのか(利益幅)を
想像できるくらい、
自分の売買の根拠を確かなものにしてください。


難しい作業や道のりに思えるかもしれませんが、
全ての先人は同じ道を通り、
同じ作業を経て、利益を上げてきました。


今も日本中にそういう
個人投資家はたくさんいます。


今日これから売買を行うときに、
「何を根拠に市場に資金を投じているのか?」
と考えるようにしてください。


売買への意識と姿勢が変わります。