二番底はあるのか? | 松下誠の投資家を元気にするブログ

松下誠の投資家を元気にするブログ

今、最も支持されているカリスマトレーダー松下誠が、毎日の市況やトレードの心構え、資金管理やルールなど、実践に即して相場を語ります。毎日のメンタルコントロールに最適です。

おはようございます、松下です。


コロナショックの暴落の安値から、
日米両株式市場ともに、
はや1か月、安値の切り上げが
続いています。


この間、市場の内外で、
様々な可能性が言われています。


V字回復、U字回復、
L字回復、W字回復

などなどです。


その中でも、特に注目を
集めている話題が、
今後二番底を試すのか、
というものです。


今の上昇は一時的なもので、
どこかでまた下落が始まり、
3月下旬の安値を試す、
もしくは切り下げる下落が
起こるのかどうか。



二番底を試すなら、
それを確認してから
買いたいですし、
二番底がないなら
早く買いたい。


それが投資家の今の大きな関心事です。


今後、二番底があるのかどうか、
それは分かりません。


相場とはいつも分からないものです。


分からないものを、
いつまでも予想したり、
考えたりしても答えは出ません。


これは市場の値動きと言う
外の材料です。


投資で大切なものは、
外の材料よりも、
内の材料です。


内の材料とは、
あなたはどういう戦略で
売買を行うのか、


どういう環境で、
売買を行うのか、
というあなた自身の軸です。


多くの人は、
自分の内なる軸を持たずに、
外の材料だけに、
文字通り振り回されます。


それに対して、
内なる軸を定めれば、
外の材料にも揺らぎません。


私がいつも言う、
戦略、理論、知識、ルール
というのはあなたの内なる材料であり、
軸であり、芯なのです。


私が20年間同じことを
言い続けるというのは、
軸があるからに他なりません。


コロナショック後の二番底を
考える中で、自分の投資の
軸について考えてみてください。


これが無ければ、
投資と言う市場の荒波の中で、
生き残っていくことはできないのです。