値動きのシンプルな事実 | 松下誠の投資家を元気にするブログ

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今、最も支持されているカリスマトレーダー松下誠が、毎日の市況やトレードの心構え、資金管理やルールなど、実践に即して相場を語ります。毎日のメンタルコントロールに最適です。

おはようございます、松下です。


昨日のNYダウは小幅反落、
高値圏を維持しています。
上海総合指数は続伸です。


米ドル/円は反落して110円台前半。
NY Goldは小幅続落です。


今日は久しぶりに、値動きの
シンプルな事実について説明して
みたいと思います。


それは、

「感情が値動きを作る」。


全ての市場において、
買いの力が売りの力を上回れば価格は上昇し、
売りの力が買いの力を上回れば価格は下落します。


何らかの銘柄(通貨)を買おうとする人は、
その銘柄に対して将来的に強気であり、
期待や楽観を持っています。


逆に売ろうとする人は、
その銘柄に対して弱気であり、
失望や悲観しています。


これがぶつかりあって形成されいるのが
価格ですので、文字通り、価格の波は
その市場の投資家の感情の揺れになります。


人は同じ感情を持ち続けられるようですが、
環境や状況が変われば感情は揺れます。


だからこそ、価格の波は、
いつも揺れています。


揺れているものの中で、
自分を見失っている人は、
その波に飲み込まれてしまい
酔ってしまいます。


投資で考えれば、損をします。


波の中においても、自分の芯を持ち、
その波を外側から見て判断できる人は、
その波に巻き込まれる影響は少ないです。


投資で考えれば、迷いも少なく
安定した収益を上げます。


価格は人の感情が作っています。
それだけは忘れないでください。


人の感情はカンタンに揺れ動くのです。