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コロナショックによって、会社の仕事の進め方、プライベートの生活の制約が続いたことによる他人とのコミュニケーション方法が大きく変化していることと思います。

これまで、対面でスムーズに進めていたことがZOOMなどの不慣れなオンライン環境下で進めることが多くなり、日に日にストレスが溜まっている人も増えていると思います。私も当にその一人です。

そもそも他人とのコミュニケーションには大切な三つの原則があります。

一つ目は人は誰もが自分のことがいちばん大切だと思っています。そして常にいちばん興味があって、気に掛けているのは自分自身だということ。

二つ目は本来、誰もが自分のことを認めてほしいし、自分のことを解ってほしいと願っていること。

三つ目は人は自分のことを理解してくれる人のことを好きになること。

以上の三原則を押さえた上でオフラインでもコミュニケーションが上手く行く人たちが自然に使っている会話のテクニックがあります。



「拡張話法」という言葉を聞いたことがありませんか?文字通り相手との話しを「拡げて」行くことを目的としています。

メインで話をしているのは相手なのですが、聞いているあなたの方に会話の主導権があるということを意識します。基本的に自分を受け入れてくれる人には気分良く、たくさんの話しをしてくれるものです。

拡張話法には順番があります。
相手の話に「驚き」、「反復」して、「共感」を覚え、「賞賛」をした上で「質問」をするという流れがあります。

会話が上手い、会話を弾ませることができる人というのは、相手に合わせて感嘆詞を上手く使いこなしています。驚きの感情を込め返答するのですが、語尾を伸ばすとより感情が相手に伝わります。

次に相手の話したことや単語を反復することで、相手は次に繋がる話しがいっそうし易くなり会話の流れが良くなります。

そして相手の話しの流れに合わせて、感情を込めて理解を示します。「それ、わかります」「それは大変でした」「本当に良かったです」などの共感の言葉です。

次に賞賛をして相手を評価することに繋げます。
「素晴らしいです」「すてきです」「すごい」「さすがです」などの言葉で相手を高揚させるのです。

最後にあくまでも相手の話しを中心に展開させていくために相手との会話の次を追いかけて聞くのです。「それで、それで?」「それからどうしたの?」「もっと聞かせて」などが質問として更に会話を弾ませます。

ここまで会話が続けば、相手は「気分良く、たくさん話すことができた」という思いに合わせて、「またあなたと色んな話がしたい」という感情に繋がっているはずです。

ひと口に「相手の話しを拡げる」といっても、話す内容に応じて「驚き」、「反復」、「賞賛」、「質問」毎に、色んなパターンに合わせたキーワードが存在すると思います。

会話のパターンに合せたキーワードを意識的にストックしておいて話すのと、その場しのぎで話すのとでは結果が全く違ったものになります。

拡張話法に関わる自分なりのキーワードを絡めて相手の言いたいことを拡げていけば、あなたは必ず相手にとって必要な人となります。

但し、テクニック的なことにばかり意識して会話を組み立てようとしても上手くは行かないものです。相手の性格や感情の変化に合わせて、拡張話法の順番や言葉を臨機応変に変化させることも必要です。



オンライン、オフラインを問わず使える、テクニックばかりに気を取られないで相手との会話を拡げるという究極のスキルはあるものでしょうか。

あなたが誰かと話しをする時には、「自分が主導権を握る」ということにとらわれ過ぎたり、自分が「相手を理解して解決する」という過度な思い込みをしないよう意識することは大切です。

そのような前のめり的な姿勢は必ず相手に伝わってしまうもので警戒されてしまったり、素直に応じてくれなかったりするケースが多いのです。

スピリチュアルなことを勧める気などありませんが、あなたが誰かと真剣な話しをする時は、「(相手が)幸せであるように」と祈りながら会話をすることです。

そうすることで、話しの内容は関係なく、あなたの好意が必ず相手に伝わります。先ずこの壁が崩れることで相手の警戒心や遠慮が解け、愚痴や不平不満などのマイナストークも自然と減少します。

人には誰しも、話す相手の心根を感じ取れるセンサーが存在します。話すテクニックや、パズルにような言葉選びだけで人間関係が上手くいくほど、人間は簡単ではありません。

不思議なことですが、話し方の上手い、下手は関係無く、話し手の心は必ず相手に伝わるのです。

この違いは、その話す姿勢が「フォーユー」なのか「フォーミー」なのかで変わってきます。相手のことを思って話していくと、必ず言葉がポンポンと出てくるものなのです。

そしていつの間にか悩んでいた相手が元気になり、あなたのことが必要とするようになります。するとあなたの周りにたくさんの人が集まる、磁石のような、充電器のような存在となっているのです。

 

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