「あなたはいていいんだよ」という魔法のことば

「あなたはいていいんだよ」
という魔法のことば

公園でみつけました

前日にきっと子どもと

お母さんがつくったのかな

ぬくもりがのこっていました

前回は

あなたがこれまで過去に思った

気持ちはもう終わったもの

無いものとして処理できても

それは無いものにできないよ~

と伝えました

気持ちって

✨ずっとあっていいもの✨

そのまんまを受け入れると

「今までの気持ちたち」は

安心できます

それもエネルギーをもった

生きものだから

ことあるごとに『いていいんだよ～。

そう思っていいんだよ～と

魔法のことばをかけると

なんかおもしろいことが

起きます

みんなに起きるかは

わかりません

不思議なことにも

気づきます

私に起きたことを1つ

去年から、不登校フリースクールでボランティアを始めました。やっていくうちに「絵本の読み聞かせ的なことをやってみたい！子どもたちに、この世界の本当の姿は美しいんだよってことを伝えたい」と思うことがあって、ノートに書いて、脳に報告しました。

それと同時に、とはいえ社員に言っても、どうせ取りあってもらえないだろうし、たいした資格もないからボランティアさんが何を言い出したの？と、思われるかもしれない。嫌な顔をされたら傷つく。こわいから、言わないほうがいいと、思って何もしませんでした。「気持ち」はどうせ私にはできない、で終わっています。

それから1年後、「わたしはどうせ無理だと思っている私がいる。そんな私はいていい。そう思っていい。いていいんだよ～」って、ワークをして、後日社員から突然「なにかここでやりたいことはないですか？」と聞かれました。一瞬戸惑いつつ、ふとあのやってみたいことが浮かび、「えっ？私でもいいですか？、、、じつは、、道徳的な内容で、ペタゴジカルストーリーっていうものをやりたいです」と、言いました。

これまでなら、やったこともなく、できる自信も無いから、モジモジしてなかなか言葉にできず、すぐ遠慮がちに「ないです」って、言う自分がいたはずなのに、やりたいをいってました笑

今まで、私にできるわけないと思っていた、ことをする流れがきたのです。

あまり間をあけると、恐怖でやっぱりできないと言ってしまいそうだったので、2週間後にやることに決めました。

ちなみに、ペタゴジカルストーリーは、身の回りの花や虫、みえない天使や神様、大切な家族を登場させて、子どもたちに命の尊さ、色んな愛、人間の美しさをみる目を育てるオリジナルの物語で、そのシュタイナーの考えをとりいれて、、わたしも作りたくなって、小鳥のBGMをかけて「命をしった男の子」を話しました。また聞きたい！か、どちらでもないか、聞きたくないかの、アンケートを取りました。

結果は(その時は６人の子どもがいて)1人は無回答、2人はどちらでもない、3人は聞きたい！でした。途中から、寝てしまった子もいたけど笑。普段全く字を書かない子がアンケートに一言書いたことは奇跡と聞かされたことも。

みんなそれぞれに印象に残っていることが違くて、やってよかったと思いました。社員さんから、またお願いしますといっていただいて、月に１回やることになりました。

と今までの私なら、ここであ～言ってよかった、やりたいと思ったことはできるようになっているんだと思うことはよくありました。

今回はちがいました。やったことがなくても、いつかもっとうまくできればいい。たとえ期待した結果にならなくても、わたしがこれを体験したことが結果。自分の可能性を信じる機会をもらえたと、気づくことが増えました。

そして、なにより「完璧にやらなきゃ」「だれかの役に立たなきゃ」と頑張りプレッシャーをつくり、自分を追い込み、必死になるところが、私はわたし自身のためにやりたいと、気づいたことで、これが伝わればいい、ほかはいらないと、完璧なものを作らなきゃという思考を見守り、いい感じで手を抜けました。

目の前の子どもたちも、社員さんたちも、
『私』だったんです。私が『私』に読んでいるだけでした。

ふだん大勢にみられると緊張しすぎて、手や声がふるえて、頭が真っ白になりますが、本番のほんの２.３分はドキドキして、不安も少しありましたが、目を閉じて、イメージしながら話したら、あがり症になることはありませんでした。わたしはこれでいい。これで大丈夫だと、確信をえました。

ずーとトラウマだったあがり症が、和らいだのです。わたしにとっては奇跡✨こんなに伝えたいことばをスムーズに話せる日がくるなんて、思ってもみませんでした。

人によってはたいした奇跡ではないかもしれません笑。でもわたしにとって、緊張することの恐怖感は尋常じゃなかったから、その恐怖感がやわらぐことは、なにものにも変えられない、歓びなんです。ずっと皮をむきたくて無理に剥がそうとしていた皮が、力いれないでも、つるっとむけた日でした。