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3月15日(水) 穀物関連状況


『穀物』

 国際穀物はおおむね小動き。前日のシカゴ穀物相場の上昇を映し、トウモロ
コシとNon―GMO大豆は総じて高寄りしたが、その後は為替相場や時間外
取引も目を引くような動きがなく、材料難に陥った。
 Non―G大豆相場はこのところ狭いレンジで推移している。直近1週間を
見ると、2月先ぎりは下値3万8500円、上値3万9000円強の間に収ま
っており、きょうも前日比変わらずの3万8810円で前引けた。現行の価格
帯は、直近の安値3万6600円と高値4万0900円のおおむね半値押しの
水準に当たる。また、チャート上からは、三角もち合いを形成しつつある過程
にあるとも推察され、市場関係者の間では「どちらに相場が向かうのかを注視
したい」(投資顧問)といった声が聞かれ始めた。
 取組内容をみると、取引員自己はこのところ大きく売り越した状態になって
おり、相場の先行きについて弱気に傾斜していることがうかがえる。ただ、市
場人気のバロメーターとされる総取組高は、14日時点で29万1224枚。
3月に入り、29万枚台と横ばいが続いている。30万枚の大台に乗せる勢い
を欠いているが、一方で市場人気が離散しているわけでもなく、その兆候は今
のところ見られない。値位置、取組内容からNon―G大豆がこう着状態にあ
ることが分かる。これについて商品アナリストは「米中西部で作付けを控えた
この時期に、現地の天候変化が激しく、ポジションを動かしにくいとのムード
が市場には広がっている」と分析した上で、3月中はこうした状態が大きく変
わることはないとの見通しを示していた。

3月15日(水) エネルギー関連状況

『エネルギー』

 灯油中心に伸び悩む。ニューヨーク原油(WTI)の上伸を受け高寄りし、
期先を中心に上値を追ったが、その後はWTI時間外の反落や為替の円高・ド
ル安を眺めた戻り売りなどに押され、上げ幅を圧縮して前引けた。
 昨夜のNY市場では、需要期入りを控えたガソリン先物が需給引き締まり期
待から急伸し、昨年8月のハリケーン「カトリーナ」来襲時に次ぐ上げ幅を記
録した。WTIもつれ高となり、4月当ぎりが一時63.37ドルの高値をつ
けた。しかし、米原油在庫の増加見通しが圧迫要因になり、WTI当ぎりはほ
ぼ40日移動平均線(14日は63.34ドルを通過)に押し返された。
 イランのウラン濃縮停止などを求める国連安保理議長の声明案に、対イラン
制裁を警告する文言がないと報じられたことも、弱材料視される可能性がある。
テクニカル面では、米ガソリン当ぎりがボリンジャーバンドの2標準偏差の上
限値を超えた上、WTI当ぎりもスローストキャスティクスが買われ過ぎを示
唆し、WTIは目先60ドルを挟んだレンジ内で調整する公算がある。
 昨夜の米ガソリン急伸について、商品アナリストは「5月からの環境規制を
にらみ、市場は製油所閉鎖などに過敏に反応するが、需給面の裏付けが不足し
ているために持続しない」とみている。また、先週発表の統計ではガソリン在
庫量を需要量で割った在庫日数が5年平均を上回ったが、「今週もよほどの需
要急増がない限り、5年平均を下回ることはないだろう」と予想している。
 一方、正午公表予定の石連週報では、灯油と粗灯油、ジェット燃料油を合わ
せた灯油留分在庫が前年比43%増となり、需給緩和傾向が強まったもよう。
こうした見方を背景に、前場は灯油中心に値を消す動きになった。

3月15日(水) 貴金属関連状況

『貴金属』

 金は海外相場の上昇を受けて反発し、中心限月の2007年2月先ぎりは前
日比13円高の2107円で前引けた。買い戻し一巡後は為替の円高や石油市
場の伸び悩みを背景に上げ幅を縮め、先週後半から続く2100円を挟んだレ
ンジを抜け出せていない。為替の動きに不透明感が強い上、3月期末を控えて
ファンド筋など市場参加者がポジション調整を進めているもようで、前場の出
来高は2万1761枚にとどまった。最近は石油市場に追随する傾向があるた
め、正午公表の石連週報で在庫の増加が示されるようだと、金も下振れする可
能性がある。
 14日のニューヨーク金先物は続伸し、中心限月の4月きりは前日比5.5
0ドル高の1オンス=553.00ドルで終了した。同日発表された昨年第4・
四半期の米経常赤字が8049億ドルに拡大したほか、2月の小売売上高が前
月比1.3%減と市場予想を下回ったことからドルが売られ、これを受けて投
機家などの買いが入った。市場では「再び米国の双子の赤字がクローズアップ
される可能性がある。また、中東リスクの高まりも安全な資産としての金には
支援要因になる」(市場筋)との指摘が聞かれる。ただ、目先は原油や為替動
向に左右される展開になりそうで、「短期的には550ドルを挟んで上下10
ドル程度のレンジで推移するのではないか」(アナリスト)とみる向きが多い。

3月15日(水) 全体の結果

 15日午前の東京外国為替市場の対円のドル相場(気配値)は、米利上げが
早期に打ち止められるとの観測から1ドル=117円台半ばに続落した。
 正午現在、1ドル=117円59―61銭と前日(午後5時、118円59
―61銭)に比べ1円のドル安・円高。
 前日の海外市場では、米経常赤字が過去最大に膨らんだことや、米国が早期
に利上げを打ち止めるとの観測からドル売り・円買いが強まった。
 東京市場でも、その流れを引き継ぎ117円台で取引を開始したものの、仲
値にかけてはドル不足が観測され、国内投資家などの買いで117円台後半ま
で上昇した。しかし、仲値があけると、海外投機筋によるドル・ロングポジシ
ョンの調整売りに押され、117円台前半まで下落した。ただ、同水準では輸
入企業などがドル買い・円売りを強めたため、一段のドル安には歯止めが掛か
った。
 市場では、週初から米金利先高観が高まっていた中で、ドルの上値が重かっ
たことに加え、前日、米経常収支の拡大や利上げが打ち止められるとの観測が
浮上し、「ドルを買い貯めていた向きがポジションの調整をせざるを得なくな
った」(欧州系銀行)との見方が強い。ただ、足元着目されているドル売りの
材料は市場の主要なテーマになったわけではなく、現時点で「ドルをさらに売
り進める手掛かりにはなっていない」(国内金融機関)と、米利上げの先行き
を見極めながら、相場の方向感を探る展開を予想する声が多く聞かれた。

3月14日(火) 全体の結果

 14日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、1月鉱工業
生産指数改定などは材料とならず1ドル=118円台半ばで小動きが続いた。
午後3時現在、1ドル=118円47―49銭と前日(午後5時、118円8
0―83銭)比33銭のドル安・円高。
 市場関係者によると、「ドル円は海外市場で1ドル=119円台をつけた水
準からは輸出の売りなどに押されているが、大きく崩れず、118円台半ばで
底堅い一方、ユーロが対ドルで1.1960ドルでサポートされ、1980ド
ル辺りで推移し、対円でも141円90銭近辺と、しっかりしているのが目立
つ」(外為どっとコム)と指摘している。NZドルについては14日早朝発表
された同国1月小売売上高が前月比横ばいにとどまり、市場予想(0.6%増)
を下回ったことから続落し、一時1NZドル=75円台割れとなったが、「同
国固有のことで、NZドル発でクロス円全般に影響が広がることはあり得ない」
(同)と見られている。
 このあと、欧州時間以降は独ZEWの3月景気期待指数のほか、米2月小売
売上高、同台4四半期経常収支が注目される。
 ユーロは午後3時現在、対ドルで1ユーロ=1.1973―75ドル(前日
午後5時1.1959―61ドル)、対円で1ユーロ=141円台後半(同1
42円09―13銭)で推移している。
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