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3月13日(月) 全体の結果

【貴金属】

 今週の国内金現物価格は、引き続きレンジ取引を見込む向きが多い。ニュー
ヨーク金先物は、ドル高傾向と原油安が圧迫要因となり軟調に推移している。
一方、外為市場では米経済の底堅さを背景にドルが買われ、円安観測が広がっ
ている。結局、こうした強弱両材料が相殺しあい、円建ての国内金価格は22
00円を挟んだ値動きになりそうだ。
 先週(6―10日)の店頭小売価格(消費税込み)は1グラム=2188―
2251円で推移した。大手地金商によると、「価格がボックス圏で推移して
いるため、投資用地金の売買は縮小している。ただ、価格が下がると宝飾や工
業用など実需筋からオーダーが入ってくる」という。週明け13日は、前週末
比1円安の2206円でスタートした。
 指標となるニューヨーク金先物(4月きり)は10日、米の金利上昇観測か
らドル買いが強まってファンド筋などの売りが広がり、前日比5.70ドル安
の1オンス=541.30ドルで越週した。週明けの夜間取引相場は545ド
ル台に値を戻したが、市場筋は「ドル高と原油安で、金の上昇を引っ張ってき
た柱がなくなったため、目先は530ドルの下値を試す場面もありそうだ」と
みている。

【エネルギ関連】

13日午後の東工取石油市場で、灯油の9月先ぎりが一時ストップ(160
0円)高まで買われた。内部要因絡みの買いに前引けにかけて堅調が目立って
いたが、後場はニューヨーク原油(WTI)4月当ぎりが再び60ドル台に乗
せてきたのを眺め、買い戻しや強気買いなどが集まった。
 また、前場は伸び悩んでいたガソリンも、灯油の急伸になびいて期先限月を
中心に上昇している。

【穀物関連】

 大豆2商品はともにしっかりに前引けたものの、盛り上がりを欠いた。前場
の合計出来高は、Non―GMOが1万3993枚、一般は2006枚と、通
常の午前の取引と比べ低迷。商いは見送られがちだったという。
 米農務省が10日発表した3月の需給報告では、全般に内容が据え置かれた
ため、シカゴ穀物相場も反応薄で、テクニカル要因主導で続伸した。この後、
米コーンベルト地帯にまとまった雨が観測され、作付けを控えて乾燥懸念が高
まっていた同一帯には恵みの雨となった。
 現在取引中のシカゴ夜間市場は軟調に推移しているが、限定的な下げにとど
まっており、国内定期には特段の売り材料とは映っていないようだ。市場から
は「(需給報告などの)材料をどう判断すればいいのか見えず、シカゴ相場の
目先の動きが読みづらかった」(投資顧問)との声が聞かれた。
 一方、米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した最新のシカゴ大豆の取
組内容(7日時点)によると、ファンドの建玉は、差し引き4343枚の売り
越しだった。前週2月28日の売り越し幅に比べ527枚の増加にとどまった。
 需給環境から依然弱さが目立ち、積極的な買いを入れていく状況にはないが、
商品インデックスファンドからの資金流入、レアル高によるブラジル大豆の競
争力減退が予想され、「市場は動くに動けず、気迷いムードに覆われている」
(商品アナリスト)とみられる。シカゴ大豆期近の終値が7日と10日でほぼ
同水準にあることからも、「(直近の取組状況も)大きく変わっていない可能
性が高い」(大手取引員)と推察される。

3月13日(月)外為ニュースです

 週明け13日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国の金
利が一段と上昇するとの見方が強まり、一時約1カ月ぶりに1ドル=119円
08銭まで続伸した。その後は材料難から119円絡みの高値圏でもみ合いが
続いた。正午現在、1ドル=118円92-94銭と前週末(午後5時118
円21―23銭)に比べ71銭のドル高・円安。
 前週末の海外市場で、2月の米雇用統計が予想を上回ったことを受け、ドル
買い・円売りが優勢となった。
 東京市場でも、その流れを引き継ぎ約1カ月ぶりに119円台のドル高・円
安水準で取引を開始した。仲値にかけては、目立った取引はみられなかったが、
米金利先高観を手掛かりにドル買いを進める動きや、国内投資家の円売りがみ
られた一方、同水準では、輸出企業のドル売り・円買いが断続的に入り、11
9円絡みでのもみ合いが続いた。
 市場では、日銀による量的緩和政策の解除など円に関しての材料が出尽くし
て、市場は再び金利に着目しているとの声が多く聞かれた。特に「利上げのス
ピード感が最も速いとされているドルに続いて、ユーロ、円の順番で買われて
いる」(国内金融機関)という。また、「118円台で観測されたオプション
などのドル売りの要素はほとんどなくなった」(米系銀行)とされており、ド
ルは悪材料がでない限りは堅調に推移するとの見方が強い。

3月8日(水)前場の様子

【貴金属】

金は続落。中心限月の2007年2月先ぎりは前日比6円安の2128円で
始まった。ニューヨーク金がファンド筋の売りに続落したのを受け、手じまい
売りが先行した。寄り後は為替の動向を眺めながら狭いレンジでもみ合ってい
る。
 白金も下押す。海外安を受けて軟調に寄り付いたが、その後は値ごろ買いが
入り、総じて下げ渋っている。
 パラジウムも軟調。銀は海外高を反映して反発


【エネルギー】

原油は3日続落。石油輸出国機構(OPEC)が減産を見送る公算が
大きくなったことやナイジェリアの生産回復見通しなどを背景に、ニューヨー
ク原油(WTI)が続落したことから、手じまい売りなどが先行している。
 ガソリンと灯油も軟調。原油安を眺めた売りに押されている。


【穀物】

ファンダメンタル:
 今日のシカゴ・コーン相場は上下に大きく動いたが、結局大豆相場の下落を
受けて反落した。コーン相場はまだ鳥インフルエンザの影に怯えている。天然
ガスの下落やコーン価格の上昇していることを受けて、今月の終わりにはもう
作付けは始まるが、大きな作付面積の変化は見られないかもしれない。小麦相
場の上昇から飛び火して、取引前半にはコーン相場も盛り上がっていた。しか
し、それも長くは続かず、大豆相場に引きずられて下落した。
ファンド筋は1,800枚を売り越した。コーン5月限は2.25セント安
の230.5セント、12月限は1.75セント安の257.75セントで終
わった。米国産大豆5月限の輸出ベーシスは40セントと変わらなかった。

テクニカル:
 火曜日のコーン5月限は下落した。リバーサル・ボトム(相場が反転する際
に出るテクニカル指標)が形成されるかと思いきや、売り圧力が強く1日の安
値近くまで下落しておわり、結局ピボットポイントより低いレンジで終わった
ために明日は下落する公算が高い。
 今日一段安をつけたことや20日移動平均を割り込んだことから鑑みると、
今週の弱含みはブレークアウェー・ギャップ(相場が反転する前に出るテクニ
カル指標)であったようだ。

追加ニュース

8日朝の東京外国為替市場の対円のドル相場(気配値)は、各通貨に対する
ドル買いが旺盛な中、1ドル=117円台後半を維持した海外市場の流れを持
続し、底堅く推移している。午前9時現在は、1ドル=117円73-75銭
と前日(午後5時、117円77-80銭)に比べ4銭のドル安・円高。
 市場関係者によると、「ハイイールド通貨に対してドルが買われている流れ
がメジャー・カレンシーにも波及してドルは強いが、一方でユーロやNZドル
などクロス円が大きく売り込まれる中、ドル円は売り買い交錯してもみ合って
いる状況」(大手信託)という。このため、「118円台にタッチしても、ク
ロス円が重いため、ステイは長くなさそう」(同)と見られている。日銀会合
については、「決定は明日のことなので、きょうはどうこうとはならない」
(同)見込み。
 けさ発表の2月の貸出資金・吸収動向では、銀行の総貸出平残が0.2%増
と8年2カ月ぶりにプラスを記録した。
 ユーロは1.18ドル台後半、139円台後半でいったん下げ止まり。午前
9時現在、対ドルで1ユーロ=1.1888-90ドル(前日午後5時、1.
1947-50ドル)、1ユーロ=139円96-140.00銭(同140
円73-77銭)で推移している。

3月8日(水)外為ニュースです

本日のドル円相場は、もみ合いの展開を予想する。

昨日の海外市場は、118円台での売り意欲の強さから117円台後半を中心に

小動きに推移。117.81-91レベルでクローズした。
 量的緩和政策の解除に関しては、その内容が広く周知するに十分な時間を経
過したことや、解除後の金利も低位に留まることが確認され、円サイドに相対
的利上げ余地の優位性があるわけではなく、テーマ性としては薄れつつある。
一方、米金利については底堅い景気を背景に5%までの利上げを見込む向きが
増えており、改めて「金利差相場」に回帰しつつあるようにみえる。
 また、IMM非商業部門の円ショートポジションの規模もドルの支援材料。
2月28日時点で約2万枚。過去2万枚規模に縮小、もしくは7万枚規模に拡
大すると反転する傾向にある。現材のレベルは2月28日のクローズ115.
79から2円程度の上昇に過ぎず、まだ積み上げ余地はありそうだ。
 本日から明日までの日程で日銀金融政策決定会合が予定されている。テーマ
性としては薄れつつあるものの、結果は確認しておきたいのが人間心理という
もの。明日の発表を前に様子見ムードが広がりやすく、本日はもみ合いの展開
となりそうだ。
【本日の予想レンジ】
 ドル円  117.40~118.30
 ユーロ円 139.40~140.50