3月7日(火) ニュース関連
昇などに支えられ買われた海外市場の流れを引き継いで117円台半ばで堅調
な展開。午前9時現在、1ドル=117円61-64銭と前日(午後5時、1
16円96-98銭)に比べ65銭のドル高・円安。
ドル買い戻しの流れについて市場関係者は、先月23日以降に円買いを誘っ
た日銀の量的緩和政策解除論議が「材料として終わったとまでは行かないが大
分消化されたほか、ソフトバンクのボーダフォン日本法人買収や米GMのスズ
キ保有株引き下げなどが円売り材料となっている」(大手都銀)と指摘してい
る。本日のドル円のレンジについては「現在の117円台半ばはちょうど21
日線の水準であり、いいところに来ている。上値には輸出企業の売りなどが控
え118円には届かないのでは」(同)と見られている。
ユーロは、対ドルで押されているが、対円では堅調持続。午前9時現在、1
ユーロ=1.2013-16ドル(前日同1.2070-72ドル)、1ユー
ロ=141円31-35銭(同141円17-21銭)で推移している。
3月7日(火)前場 寄付き
【貴金属】
金は急反落。中心限月の2007年2月先ぎりは前日比37円安の2127
円で始まった。ニューヨーク金がテクニカル要因を背景とした売りに大きく値
を下げた流れを受け、買方の手じまいが先行した。ただ、寄り後は為替の円安
を眺めて買い戻しなどが入り、おおむね下げ渋っている。
白金は続落。海外安と金の下落を嫌気した売りが先行、寄り後は売り買いが
交錯し、もみ合っている。銀とパラジウムは海外安が響き、反落。
【エネルギー】
中東産原油は大幅続落。石油輸出国機構(OPEC)の減産見送り観測やガ
ソリン相場安を受けてニューヨーク原油(WTI)相場が急反落したことから、
手じまい売りなどが優勢になった。
ガソリンと灯油も大幅安。原油安を嫌気した売りに押されている。ガソリン
の期近は業転相場の堅調を背景に、比較的下げ渋っている。
3月4日ニュース
117円台でのもみ合いの展開を予想!
昨日の海外市場では、特段材料がない中で東京市場の流れを引き継ぎドルは
堅調に推移した。
先週まで強い円買い材料とされた日銀の量的緩和解除については、直ちに円
金利の上昇につながらないとの理解が進んだことから、ドルが買い戻される状
況となっている。また、3月3日時点でのIMM投機勘定での円ショートポジ
ションの7割が解消されてしまっていたことも新規に円売りポジションを作り
やすくなった要因となっている。このような状況下では、9日の量的緩和解除
が現実となっても円買いの流れは限定的にとどまり、その後は再び日米金利差
をテーマとしたドル買いの流れに落ち着くことになりそうだ。また、日足チャ
ートを見ると、一目均衡表の雲からちょうど頭を出した状況にあり、ドル円の
サポート要因となりそうだ。
ただし、8-9日の日銀政策決定会合を目前に控えて、次第に動きづらい状
況になってこよう。実需筋も117円台では動くに動けないレベルという感じ
で様子見を決め込むことになりそうだ。
【予想レンジ】:117.10-117.90(了)
3月3日大引けコメント
【貴金属】
金は3日続伸。中心限月の2007年2月先ぎりは前日比28円高の216
3円で大引けた。ニューヨーク相場が銀に追随して値を上げた流れを引き継ぎ、
上伸して始まった。その後は円相場を眺めて高下を繰り返したが、引けにかけ
て週末の手じまい買いが入り、値を戻した。他限月の終値は同15―23円高。
この上げで先ぎりが約定高値を更新した。
銀は急伸し、全限月が終日ストップ(12円)高に張り付いた。NY市場が
22年ぶりの高値に達したのを受け、売り物薄の中、買いが膨らんだ。白金は
続伸。買い一巡後は円相場の乱高下を反映して荒い値動きが続き、同6―21
円高で終了した。パラジウムも高い。終値は同20―28円高。銀の4月きり
と2月きり、白金とパラジウムの2月きりがそれぞれ約定高値を更新した。
【エネルギー】
中心限月の8月先ぎりは、前日比980円高の4万
5190円で取引を終えた。同ぎりは約定高値を更新。ニューヨーク原油(W
TI)相場の急伸を受け、売方の手じまいや強気買いが先行、軒並み高寄りし
た。その後、利食い売りに伸び悩む場面もあったが、WTI時間外取引の上昇
や円相場の下落もあって堅調に推移した。他ぎりの終値は、同780―105
0円高。
ガソリンと灯油も大幅続伸。ガソリン4月当ぎりが、継続足で上場来高値を
塗り替えるとともに、両銘柄の9月先ぎりが約定高値を更新した。原油高を背
景に高寄りした後、もみ合ったが、大引けにかけて灯油先ぎりがストップ(1
600円)高に達するなど騰勢を強めた。終値は、ガソリンが同1200―1
790円高、灯油がストップ高の9月きりを除き、同980―1500円高。
【穀物】
Non―GMO大豆は、シカゴ相場の上伸を受け買い戻しが先行、5営業日
ぶりに反発して始まった。その後は、週末とあってポジション調整の商いに高
下をたどり、前日比320―790円高で取引を終えた。一般大豆も8月きり
がストップ(800円)高に達するなど5営業日ぶりに反発して寄り付いた。
しかし、寄り後は整理売りが出て全般に上値を抑えられ、同310―690円
高で大引けた。大豆ミールは先ぎりがわずかな買いにストップ高、ほかは同1
0―50円安。
トウモロコシも、シカゴ高を映し4営業日ぶりに反発して始まった。寄り後
も堅調に推移し、前場2節で1月きりは値幅制限(400円)いっぱいに上昇。
ただその後は、週末とあって整理売りも出て伸び悩み、同120―390円高
で終了した。
ニュース発表!!
3日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、1月の全国消
費者物価指数発表後に一時115円台半ばまで売られたものの、その後海外投
機筋の買い戻しに116円台後半まで急伸した。正午現在、1ドル=116円
34―36銭と前日(午後5時、116円07―09銭)比27銭のドル高・
円安。
朝方発表のCPIは前年同月比0.5%増となり、日銀の量的金融緩和政策
が9日の決定会合で解除される可能性が高まったとの見方から一時円買い・ド
ル売りとなり、1ドル=115円56銭まで下落。しかし、国内輸入企業のド
ル買いに支えられ下げ止まると、「一転して海外投機筋中心に買い戻しが優勢
となった」(信託銀)といい、116円66銭まで急上昇した。
市場では「CPIは市場予想の上限。いい数字を期待しすぎていた海外勢が
材料出尽くしで買い戻しを活発化させた」(英系銀行)との見方が有力だ。高
値から安値まで1円以上の荒い値動きとなったが、「9日の決定会合を前に、
量的緩和解除への思惑から円買いが入りやすく、不安定な値動きが続く」(大
手邦銀)との声は多い。
ユーロは、2日の欧州中央銀(ECB)理事会で利上げが決定され、追加利
上げへの期待が高まったことから買われた。正午現在、対ドルで1ユーロ=1.
2015―17ドル(前日午後5時1.1933―35ドル)、対円で1ユー
ロ=139円台後半(同138円51―55銭)で推移している。