デリボーイ ユニバーサルジョイント 修理 スパイダーキット交換 | おっしーの日々

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日々の出来事や過去話などを書いてます。。2012年から2015年まで毎日更新してました。。今はマイペース更新です ヾ(@^▽^@)ノ

こんばんは😄

デリボーイの修理記録です。

先週マフラーを修理した時に、時間があったので
プロペラシャフトを外してチェックしました。





半月ほど前から走行中に振動が出てました。
症状は、時速50〜60キロ時の加速中に振動が出ます。
一定速度では気になりません。
と言う事は原因はエンジンマウントかミッションマウント。

でも、なんか違う振動が出てるので、他の方法でもチェックします。
まったく車の通らない道で、試しに60キロぐらいから
ニュートラルにして惰性で速度を落としていき振動が出る速度を探ります。
すると時速25キロ付近で振動が出ます。

原因はプロペラシャフトですね。
念の為マウント類もチェックしましたが異常なし。

と言う事でマフラー修理後にプロペラシャフトを外してチェックすると。
予想通り、ユニバーサルジョイント部の作動不良があります。
十字に自由自在に動くはずが、いっぽうこうの可動域が異常に狭くなってます。
可動域が狭くなって、曲がりを吸収できなくてシャフトを振って、振動になってます。

この日は応急処置をします。
オイル刺して無理くり動かすけど、全然軽くなりません。
そして錆がいっぱい出てきます。




少し可動域が広くなったので、取り付けてこの日は終了。
部品を発注します。

可動域が広くなったので振動は消えました。
でもまあこのままだと確実に壊れるのでスパイダーキットを交換して修理します。

昨日やっと作業できるタイミングだったので、
いつもお世話になってる車屋さんに持ち込んで場所と道具をお借りして交換していきました。

2年前にセンターベアリングの交換と同時にセンター部分のスパイダーキットを交換してるので、バラシ方は解ってるので、順調にバラしていきます。









予想通りボロボロです。平らなはずの部分がスプラインのようにガタガタです😅

取り付ける前にペーパーかけて磨きます。
取り付ける時は埃がつかないように素手で組みます。








プロペラシャフト側を組んで、ミッション側を組んだ時に、
なんとミッション側のスナップリングが入りません。



車屋さんが話してたんですが、たまにピッチが狭い側に曲がる時があると。
確かにバラす時に最後はハンマーで軽く叩いて振動で抜くのですが、
そんな曲がるほど叩いてないのに、、、

そして広げようとしても広がらない、、、理不尽、、、
嘆いても仕方ないので、
バラしてジャッキで広げます。
叩いた時の数十倍の力が掛かってるのに広がらない😭

めいっぱい力をかけて、ハンマーで軽く衝撃を与えると広がりました。






そして
再び組んでいき、今度はスナップリングが
簡単に入ったのでOKなのですが、



ここでしっかり考えます。

なぜ、軽い力で閉じ側に曲がってしまうのかを。

車屋さんも理由が解らないと話してたんで、想像でしかないですが、

金属は鋳造時に必ず内部に応力が残ってるので、
ハンマーで軽く叩いた衝撃で応力が出てきて曲がってしまうのかなと。

普通に考えて、あの部品を軽いハンマーで根本を軽く叩いて曲がる訳ないもん😅

金属の厚みと強度を考えると、
あんな軽いハンマーで根本を力一杯フルスイングしても曲らないですよ😅

とにかく無事に組み上がったので車両に取り付けて完成です。

振動は綺麗に消えました。。

ユニバーシャルジョイントは3個所あって、センターとミッション側は交換したので、残るはデフ側(デファレンシャル側)です。
ここもそのうち逝くと思うので、壊れる前に交換します。
なんせ30歳になる車ですから😆

次は
春の穏やかな陽の中で作業したいなぁ〜😁

それにしても幾つになっても車を触ってるのは楽しいです。
時間も食事も忘れてずっと作業してます。。

機械を調子良くするのは本当に楽しいです😆😆😆