麦わら帽子投資法の結果はどうなったでしょうか。

 

 

 

 

 

2021年の年初から成績を記録し始めました。

 

 

2021年:202試合126勝48敗28分(勝率.724)、1試合平均利益率3.2%

 

 

「2021年」とは2021年に売りが完了し、損益が確定したものを「試合成立」としてカウントしています。

つまり2020年に購入した銘柄でも2021年に売ったものは上記にカウントされます。

 

 

この成績を見てどういう印象をお持ちでしょうか?

私の率直な印象は「勝率は凄いわりに利益率は低い」でした。

 

 

勝率.724はもしこれがスポーツやギャンブルなら凄い数字です。

しかし株は勝率ではなくいくら儲かったかが大事。

 

 

平均利益率3.2%は、202試合も神経をすり減らしてくたくたになりながら1年間戦った数字としては期待外れです。

この3.2%はもちろん税引前の数字です。

この程度の利益率ならば株をずっと保有して配当をもらっていた方が楽で、これでは時間と労力の無駄です。

 

 

それに「28引き分け」といっても期末時点で含み損だったため売らずに持ち越しているケースがほとんどなので、この「28分け」を仮に全部負けと換算した場合、126勝76敗で勝率は.656まで下がります。

この数字もスポーツなら凄い数字なんですが・・・。

 

 

ちなみに昨年セ・リーグをぶっちぎりで独走し日本一になった阪神タイガースの勝率は.616(143試合85勝53敗5分)です。

 

 

 



 

 
     

勝率の割に儲からない(平均利益率が低い)のは、やはり実際の株取引と同様に勝つ試合は僅差、負け試合は大差という傾向があるからです。

コツコツ勝ってもドカンと負ける。

 

 

もっと利益率を上げられないかな?

もう少し深く分析してみることにしました。

 

(次回に続きます。)