(1)やっぱりドラマはNHK
●NHK「ひとりでしにたい」
綾瀬はるかの新作は久々。予告編を見ていると日テレ「ホタルノヒカリ」のノリ。コメディなので素のまんまでイケるんじゃないか。
第1話を見た限りでは日テレ「ホタルノヒカリ」の雨宮蛍が少し幼稚になって15年くらい経過した印象だ。「ホタルノヒカリ」ではぶちょおと結婚して縁側でまったりしていられた。確かに干物女が39才まで1人でゴロゴロしていたらこのキャラで固まってくるのかも知れない。
だから、役柄として綾瀬はるかが適任で、全く違和感なし。母親に「あんたそのまま一人でいると腐っちゃうよ」と云われても受け流せるキャラなんて、他の女優さんでは到底ムリだろう。
ただ、NHK土曜ドラマ枠なんだからもうちょっとハードな仕上がりに締め直してくれた方がいいかも。それと折角、麿赤児(麿赤兒)が出演するのならしっかり科白を喋る役にして!
<NHKサイトより>
●NHK-BSの良作「舟を編む」「エンジェルフライト」
最近になってこの2作品が総合放送で再放送されている。どちらもいい作品だった。「なんて」って言葉を巡るストーリーを改めて見てもやっぱりいい。否定的な「xxなんて」って使い方だけでなく、「なーんてね」と明るく交わす使い方もあれば、「なんて綺麗な……」と感情をこめて喋ることもできる。言葉の魅力・バリエーションを再発見できるいいドラマ。
どちらの作品もNHK-BSで見たころにブログに書いている。前回は「舟を編む」のリンクを付けたので、今回は「エンジェルフライト」の感想を添付。
※参考ブログ
●NHK「あんぱん」
タカシとチヒロの兄弟が戦地に向かう前に小倉で再会する15分の回は良かった。あの回に限っては主題歌がなくて正解。義父(竹野内豊)が語っていた「何のために生まれて何をして生きるか」がどう足掻いても適わない虚しい時代において熱いシーンだった。
●NHK「あんぱん」+「べらぼう」
この2作品をまとめた感想について、先日以下の記事に書いている。「べらぼう」はずっと見ているんだけど、単独では感想を思いつかない。
※参考ブログ
(2)民放ドラマの終盤
●TBS「対岸の家事」
個人的には中盤まで今期のベストだと思っていた。ただラスト2回はシングルマザーが一方的に怨みを抱くとか、親世代(緒形直人と長野里美がそれぞれ登場)との葛藤を描くなど、重苦しい雰囲気になってきた。ただ、シングルマザーとの対決ではなく主人公がソフトに包み込んで軟化させていく展開は良かった。
親の代わりとして田中美佐子の存在が巧く活きていたので、主人公の旧友とか同一世代でヨコの関係性を作って話を広げていくのもあったのではないか。
●TBS「キャスター」
前半は盛り込み過ぎで分かりにくかったけど、後半は父の死の真相を追う流れで普通に良かった。阿部寛の家族に不穏な気配を醸したまま終了したので、もしかしてスペシャルでもやるのかな。
●TBS「イグナイト」
依頼人を焚きつけるって仕事のスタイルが嫌いだったけど、冷めたまんまずっと見ていたら、実際は大なり小なり弁護士の仕事ってこうした側面があるのかと違和感がなくなってきた。
サラリーマンしていた頃に「いい提案をして下さい」って顧客に云われたことがある。でもいざ提案書を持って行くと、必ずしもいい顔されないことがあって参ったのを思い出した。もしかしたらIT企業もシステム化を焚きつけることで売上を増やしていたのかも知れないな。
あと、Episode 0を終盤に差し込んでくるのは珍しいけど良かった。力がないのを真ん中に据えてもダメで、主役は仲村トオルだった印象。
●フジ「Drアシュラ」
医療系だからずっと見た。チームワーク感ゼロの救急外来で乾いていた。
●日テレ「なんで私が神説教」
たまに見たけど、教師たちのキャラが端から崩壊していて入り込めなかった。


