4年に1度のラグビー・ワールドカップが始まった。ラグビー・ファンとしてはTVから目が離せなくなる。ヤマに登るのも日程調整しなくてはいけない。

 

9/9は朝5時に起きてフランスvsニュージーランド(NZ)戦の後半を見たら、ボーデン・バレットがFBで出場していた。リッチー・モウンガは4年前と同じSO。過去W杯1次リーグで負けなしのNZがなんと自国開催のフランスに追いつく事ができなかった。


昨夜、日本の初戦(対チリ)が行われた。姫野が欠場で密集戦で不利かと心配したけど、FWメインで6トライを奪取した。


本日は過去のW杯をザックリ振り返っておこう。

 

(1)かつて

宿沢監督や平尾や堀越、吉田、元木、増保の時代は、日本ラグビーにとって世界の壁はとてつもなく厚かった。確かにジンバブエ戦で勝利したのは鮮やかだったけど、それはあくまでレアケース。


国際試合を見ているこちらもどこかで諦めてしまいいつの間にかTVを消していた。早明戦や神戸製鋼のV7など名勝負は国内に沢山あるので、もうそれで十分じゃないかと視野はあくまで日本の中に留まっていた時代だ。

 

<秩父宮の近くにあるカンタベリーショップで買ったTシャツ> ※再掲

 

NZに145点を奪われて唖然とした頃、雑誌「Number」で柔道や関取候補をFW選手にスカウトすべしとか、外国人枠緩和が強化策として載っていた。体格差、フィジカルは如何ともしがたい。それはそうなんだけど、これと言った決め手になるのか暗中模索の時代だった。


過去のW杯のサマリ情報はNHKサイトが分かりやすい。上のTシャツを買ったのはキャンピージがオーストラリア代表だった頃だった。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/rugby_worldcup/feature/article/h02.html


かつての名勝負を思い出して、2019年に書いた文章がコレ。

 

(2)2011年大会

この頃は仕事で忙しくて全く見ていない。ただ、2010年のNZ旅行で2011年大会のTシャツを買ってきた。これはかなり着込んでいたなあ。フィジー旅でもラグビーTシャツを買おうか悩んだけど、あの時はデザイン的にパスした。

 

(3)2015年大会

日本の初戦は南アフリカ戦だった。そりゃあ勝てる訳はないと考えて、神津島に出掛けていた。早朝に船が島に着いて、宿に荷物を下ろした。そこでTVを付けたら、なんと「日本が南アに勝利!」の画面が飛び込んできてビックリ。ラグビーは実力差がそのまま反映するので番狂わせが稀なスポーツ。「史上最大の番狂せ」っ表現が相応しいものだった。

 

もしかして南アが2軍メンバで闘ったのかと最初は疑ってしまった。旅先の神津島でもなんとも落ち着かない3日間になってしまった。そうかFB五郎丸が活躍してくれていたのかとその存在を思い出した。彼はガタイもいいし、早稲田大学でも1年からずっとレギュラーだった。エディー・ジョーンズ監督の限界まで鍛え抜くって方針があってこそのブレイクだったのだろう。

 

(4)2019年大会

NHKだとずっとターンオーバー(結果)と表現していたプレーが、日テレだと姫野のジャッカル(行為?)に変わって面食らった。


日本開催だったのでエコパスタジアムでオーストラリアvsグルジアを観戦。以下はその観戦記。他にも府中のパブリック・ビューイングに出掛けたり、南半球や欧州各国の試合を何度もTV観戦した。Tシャツも買ったはずなんだけど既に行方不明だ。

 

(5)コロナ禍の自粛中に再放送

やっぱり1987年と1990年の早明戦が興奮したなあ。ラグビーのルーツは戦争なので怪我で負傷するまで選手交代はなかったし、雨でも雪でも試合延期はあり得ないのだ。

 

(6)2023年大会

FW中心に前回大会のメンバがそこそこ残っている。これがメリットなのか新陳代謝が進んでいないのか評価は微妙ながら、吉と出ると信じたい。BKではなぜか山中が落選したのが残念。

 

日本は予選Dグループで4戦する。予選突破を信じて応援しよう!

9/10 チリ戦

9/18 イングランド戦

9/29 サモア戦

10/8 アルゼンチン戦