行動日: 2022.2.中旬

 

行程:天浜線・都筑駅(10:50)→礫島(12:20)→瀬戸(12:50)→ランチ休憩→乎那の峯(15:05)→奥浜名湖駅(15:30)

距離:10km弱

 

過日、三ヶ日駅から気賀駅まで浜名湖沿いを東進したが、礫島の存在を知って右折しようか心が揺れた。その思いを抱えていたので、ガッツリ登る気はないけど運動不足の日に礫島を目指す事にした。で、そこから瀬戸を渡って乎那の峯に至るコースとした。

 

三ヶ日駅を起点に時計回りに猪鼻湖を一周できるみたいけど、都筑駅まではつい先日歩いているので、この日は都筑駅を起点とした。

 

<都筑駅の象トイレ> ※再掲

 

はて、この象トイレは何者か。鼻のすべり台まで付いている。説明文は見当たらなかったが、おそらく「象鳴き坂」に由来したものだろう。位置的には引佐峠のやや西側になり、ちょうど都筑の集落に含まれているのであれば合点がいく。「象鳴き坂」に関して、姫街道を歩いた2021年2月にちょっとメモしているので、そのブログから抜粋。

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旅の無事を祈念した岩だとか。ずっと平地が続いていたので、ちょっとした坂でもキツく感じる。石投げ岩の辺りの坂は、徳川8代将軍吉宗の時代にベトナムから贈られたゾウが長崎から江戸に向かうのにこの姫街道を通ったとか。この坂がキツくて象が鳴いたため「象鳴き坂」と名前が付いたとか。

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※参考:象鳴き坂

 

実はこれまでにも天浜線の三ヶ日町の駅舎ではユニークなトイレに度々出会っている。ミカン、牛、ゾウ、それとこの日の後半に発見したウナギトイレがある。以下まとめブログを参照。三ヶ日町は引佐郡の中でもとりわけ名所旧跡の説明を丁寧に記しており、旅する者にはとてもありがたい。

 

※参考:三ヶ日町の駅トイレ

 

ぐに視界が開けて猪鼻湖と湖西連峰が目に飛び込んでくる。今日はここから左折。ここから自転車専用の浜名湖周遊路になるので、トラックの爆音に悩まされる事もない。

 

<猪鼻湖の向こうに湖西連峰、足元にはワカメか海苔か>

 

 

猪鼻湖に関してはここでは浜名湖の一部ってことにしておく。ちょっと別件と絡めて③項の末尾で改めて触れる予定。湖西連峰に関しては弊ブログ参照。何度も歩いているので、初回2020年4月の山行を選んでみた。

※参考

 

ここから1時間ほど右手に浜名湖(猪鼻湖)、左手にみかん畑やリゾート地を見ながら進んで行く。みかんはほぼ収穫が終わっており、稀に残っているのもハッサクやネーブルなど大玉だ。

 

やけにオシャレな家屋が出てきてビックリ。みかん御殿が並んでいるのかと思ったが、「東急リゾート」の看板を見つけてガッカリ。確かに1つ1つ異なるオシャレな家ばかりだけど、殆どの家は雨戸が閉まっており季節利用に留まっているようだ。勿体ない。

 

<東急リゾート(3)>

 

 

 

リゾートのプールやテニスコートもある。浜松のイメージじゃないが浜名湖湖畔はこんな感じで開発されているのか。3~4階建てのリゾートマンションも湖畔に面して建てられていた。

 

<そのマンション(2)>

 

 

さて、道路がやや西に傾いてくるに連れて、風が強まってきた。西風に思いっ切り煽られる。猪鼻湖の波しぶきがサングラスに掛かって少し脇を歩くようにした。

 

<ここは三ヶ日町、あと1.6km>

 

 

ここでグイっと陸橋を渡るとさっきまで右手にあった浜名湖(猪鼻湖)が左手に移る。そう浜名湖本体のお出ましだ。遠くに今入口に掛かる浜名大橋も浮き上がってみえる。あそこ(新居側)にも前に行ってみたんだよな。礫島まであと少し。

 

※参考:今切と浜名大橋

 

ちなみに、この日は猪鼻湖の1時の位置から11時の位置まで時計回りに歩いている。礫島はだいたい6時の位置になる。

 

<猪鼻湖は浜名湖の一部> ※wikiより