(1)エルニド後半

マンゴーシェイクは確かに美味しかった。でも、氷と生水を混ぜて作っているのをこの目で見た。ヤバイかなあ、と疑ったのは本当だけど、まあいいか、見なかった事にしよう、とpositiveに納めてしまったのが甘かった。

 

<旅の運命を変えたマンゴーシェイク>


その夜はホテルで唸った、唸った。下痢もしたけどとにかく腹痛が辛い。脂汗がタラタラ流れた。痛みは23日も続いた……

 

なので、旅の後半の印象は薄いけど2点ほど書いておく。

 

1つが、エルニドの安食堂で食べた「Swiss Rosti」。なんだか判らず注文したのだが、ハッシュドポテトに目玉焼を崩したのとチーズが乗っている食べ物。これは絶品だった。これがきっかけで、会社を辞めた後で最初の旅先にスイスを選んだ。そう、本場のrostiを食べたかったのだ。これを2日連続で食べた。

 

Swiss Rosti


【参考】弊ブログ「スイス行_1(夏山とRosti)」

https://ameblo.jp/cx0293/entry-12421439951.html?frm=theme

 

正確に書くと、初日は美味しくてビックリした。翌日は問題のマンゴーシェイクを飲んだ後だったので、なんとなく食欲がなく「ビールも美味しくないし、同じ料理なのにどうして今日は食べられないんだろう」とまだ食あたりの前兆が出始めた頃だったのでピンボケの感覚しかなくて、半分ほど残してしまった。

 

2点目は、下の写真。地元の商店で照明は点いているし、冷蔵庫もある。でも出てきたビールが温い。そう、昼間に停電がある街だったのだ。店員さんも済まなそうに停電だったと謝ってくれる。まだアジアでも残っていたんだ、こういう街が。そもそも田舎まで照明が行き渡っていない西アフリカは論外として、電気は通っているのに時間帯によってダメな国は未だある。私が訪れた中でも、ミャンマーやPNG(パプアニューギニア)が困った国だった。

 

<ビールが冷えてない!>


(2)撤収

プエルト・プリンセサに戻るバスでもシクシクお腹が傷んだ。腹痛で弱っていたのでは行動できないし、ちょっと高いホテルに投宿した。もうちょっと元気があれば街中を見たかったのだが、それも叶わず。バイクtaxiで空港とホテルを往復しただけだった。

 

<ホテルのプール、旅人の木、朝食(3)>




最終日、マニラ1泊は殆ど印象に残っていない。唯一、ホテルのフロントでGRABのアプリを使ってタクシーを呼んでくれたのにビックリした。5分と待たずにタクシーが来てくれた。そう、20163月にUberとかGRABの威力を初めて知った。

 

ちょっと尻すぼみだったけど、透明に澄んだ海でカヌーできたし、とっても満足できたエルニド旅だった。