(かわたどり きてしんぼくの あおばかな)
この地域は貴船(きぶね)と呼ばれていますが、
神社は水神を祀りますので、濁らず「きふね」です。
本宮・中社(結社)・奥宮とあり、
奥宮が元の場所で、洪水を避けて下流に本宮が遷座します。
祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)です。
雨が降ってほしい時は黒馬、
雨が止んでほしい時は白馬を奉納しました。
馬の代わりに絵に描いた馬を奉納したのが絵馬です。
絵馬の形が駒形と呼ばれ、将棋の駒とか駒札ですネ。
平成19年に改築されました。
神社のお陰で賑わう貴船の料理屋さん達が
改築費として高額の寄進をされています。(「きらく」さん、1千万円)
昭和の作庭家「重森三玲」氏の「天津磐境」と名付けられた石庭です。
懸け造の「龍船閣」です。
雲ヶ畑と共に賀茂川の源流で、山の水が貴船川に集まります。
この時期から貴船は夏に向け、涼を求めて大勢の人が訪れます。