(ちゅうしんや はるのひだまり ごしょのはた)
護王神社は、和気清麻呂と姉の広虫が祀られています。
清麻呂が足が不自由になって立てなくなりましたが、
輿に乗って八幡神にお参りに行く時に、
300頭の猪が現れ前駆し、十里ほど行って山中へ消えました。
清麻呂が参拝すると、足がすっかり治ります。
道鏡の刺客から300頭の猪が清麻呂を守ったとも云われています。
この伝説から、護王神社の神使いは猪です。
猪にあやかり、足腰の健康を願う参拝者が多いです。
藤原百川・路豊永も配祀されています。
宇佐八幡神託事件で、和気清麻呂を擁護した方達です。
清麻呂が受けた宇佐八幡の託宣では、
「天の日継は必ず帝の氏を継がしめむ。無道の人(道鏡)は宜しく
掃い除くべし。」
これを朝廷に持ち帰り、道鏡の野望を阻みます。
戦前は、楠木正成と和気清麻呂は忠臣として崇められました。
イノシシコレクションとして、夥しい数の猪が陳列されています。
足腰の健康は、誰しもの願いですネ!