(にぎわいの あとやわびしく はつもうで)
松尾大社境内にある、みたらし団子が人気のお店です。
重森三玲氏の晩年の作庭になる「蓬莱の庭」を眺めながら
天ぷら蕎麦を頂きました。
赤鳥居は鳥居の原始形式を示し、12の榊の束で月々の
農作物の出来具合いを占った風習を再現しています。
赤鳥居の向きが本殿と少しずれているのですが、
どうも、松尾山上にある、神が降臨する
磐座を向いているようです。
外側の物集女街道の大鳥居は、比叡山、日吉大社を向いています。
松尾大社と同じ神、大山咋神(おおやまくいのかみ)が祀られていますね。
赤鳥居を潜る時に降臨地の磐座を意識し、帰りの大鳥居で
日吉大社を仰ぐ気持ちが起こりますね。
楼門の門松が、お酒の神の松尾さんらしく
寶酒造の「松竹梅」の酒樽です。
松尾大社の神紋は双葉葵です。
上賀茂神社・下鴨神社・蚕の社・日吉大社東本宮が同じ双葉葵です。
それぞれの古代の深い関係に興味が注がれますネ。
恋愛成就・夫婦和合の相生の松に、
葵絵馬が奉納されています。
大山咋神は、鏑矢を得意とする神ですので、
酒樽を的に矢を放って占います。
神輿の桂川渡御に使用されます。
酒樽に座って記念撮影ですネ。